カンボジア発 政府に怒られた田舎生活配信『Polin Lifestyle』
ヴィレッジ・フード動画や原始生活動画にいち早く反応してきたカンボジアのVloggerたち。
今回はその中でも政府から怒られるほどの大炎上を経験した『Polin Lifestyle』を紹介します。
YouTubeで遡れる最も古い動画は2018年1月公開。
23万人のチャンネル登録者数を獲得しています。(2019年12月現在)
初期の動画タイトルには「village food factory」「Primitive Technology」「Street food Tour」など世界中の動画配信から拝借したような文字が並びます。
それでも動画の数が増えるにつれてオリジナリティが生まれていったのですが…
こちらの動画チャンネル、知らないうちに越えてはならない一線を超えていたのです。
その結果、カンボジアの環境省や警察から取り調べを受ける事態に。
事件の全貌は2019年5月に公開されたこちらの記事で報道されています。
報道によると彼女と撮影担当の夫は奇抜さを求めるあまり、政府から保護指定されている動物を捕獲・調理していたと告発されています。
その中には希少なサメ・ヘビ・鳥などが含まれていたようです。
当人たちは「保護動物と知らないで購入していた。間違いを犯したことを認める。」とコメント。
カンボジア当局から調査されていると記事は結ばれています。
こんな大炎上を巻き起こしてしまうと普通なら活動停止になるものですが、2019年12月現在も精力的な動画製作が続けられています。
告発された動画は既に削除されていますが、事件以降も活動を継続し、今ではカンボジアの田園風景を世界に発信する代表的な存在に成長しています。
その中でも再生回数が多いのはこちらの動画。
水上に建てられた小屋に若干の真新しさは否めませんが、世界中の動画を研究して工夫した跡が垣間見えます。
こちらの動画では収穫したパイナップルを使ったケーキと料理を実演。
李子柒や滇西小哥からインスパイアされている動画の数々。(動画のBGMが同じらしい)それを批判する声もありますが、その一方で彼女を擁護する英語コメントも書き込まれています。
炎上事件以降、YouTubeチャンネルでは撮影地がカンボジアであることは表記されていませんが、今後も順調にチャンネル登録者数を増やしていくこと間違いなし。
皆様もよろしければ是非に。