ガラパゴスの蛙

ネットに漂うあれこれ

李子柒が地元の小学校にパソコン100台を寄贈する

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(※写真は搜狐 红星深度より)

またもや李子柒の社会貢献活動に注目が集まっています。

2020年1月13日 搜狐に掲載されたこちらの記事。

www.sohu.com

李子柒が四川省北川市の9つの小学校に100台のパソコンを寄贈したというニュースです。

今回はこちらの記事を意訳したいと思います。

最近、四川省綿陽市北川羌族自治県教育体育局に100台のパソコンが届いた。このパソコンは東方美食生活家として知られる動画配信者 李子柒から贈られたものだ。

 

李子柒は北川の小学校に置かれたパソコンは長年に使われ、スペックが低く、授業に多くの不便が生じていることを知った。北川の山手の学校の教師たちが彼女の年齢と近いこともあり、若い教師たちの奉仕の精神に感動したそうだ。

 

北川の状況を把握したのち李子柒は北川の9つの小学校に寄贈した。パソコンが需要に応じて振り分けられるためのスタッフも派遣されるよう取り決められた。

 

スタッフは李子柒からの依頼を受けて児童の学習や生活の様子、教師の仕事や生活について聞き取りを行った。そして北川の山手の地域の子供達にアフタフォローを行うことも決まった。

 

「李子柒さんが北川の教育事業に注目してくださったことに感謝します。李子柒の親切な贈り物が山の教師や子どもたちの力となることを願います」と北川教育体育局の責任者は語っている。

今回のパソコン寄贈は李子柒が2019年に受賞した際の賞金50万元から出ているようです。 ネット記事だけにとどまらず四川省の地元テレビ局でも報道されています。

地元関係者の電話インタビューは取れているようですが、肝心の李子柒のインタビューやコメントはなかったようです。

社会貢献活動に参加する際に華々しいパフォーマンスをしないところに好感が持てますね。

「李子柒の動画は中国の貧困村を美化している」という批判が常に存在していますが、こうした活動をすること自体が批判に対するアンサーのような気もします。

彼女の贈ったパソコンで学んだ子どもたちの中から新たな才能が生まれるといいですね。