ガラパゴスの蛙

ネットに漂うあれこれ

李子柒 最新動画についての本人コメント【花を使った料理】

李子柒が花を使った料理を作る動画の本人コメントが公開されました。

今回も公開された内容を日本語に訳してみます。

素人訳なので大まかな意味だと思って読んでいただければ幸いです。

画像は全て李子柒の百家号からの引用です。 

baijiahao.baidu.com

これは3月の初三の2日間で撮影した動画です。

藍染の撮影が終わった後、子どもたち(スタッフ)と出かけました。

ちょうど上几节に間に合いました。

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これは中国に古くからあるロマンティックな節句です。

上節、または桃花節とも呼ばれます。

きっと桃の花が真っ盛りで花の海になるからでしょう。

毎年3月3日は皆で湖のほとりに遊びに行きます。

食べたり飲んだり沐浴とかなんとか。

私たちがよく知っている蘭亭序は、当時王羲之が3月3日に上節を祝ってお酒を飲んでいる時に書いたようです。

本当か嘘かはわかりません。

いずれにしても私もそうなんですけどね。ハハハハ。

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この古い節句を覚えている人はとても少ないでしょう。

以前に古装劇(時代劇)で見たことがあります。

春の光が加わるとちょうどいい。

くつろぎながら動画を撮影が出来ます。

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馬に乗って食べられる花を探しに行きます。

そして花瓶に花を挿して一日の準備をします。

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気温が上がってきました。

ヤギの分厚い毛は冬を越して厚く、汚くなっています。

あの頃の可愛い姿はどこへやら。

それで毛を切ってあげることにしました。

そうすれば夏を越せます。

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一日の始めから忙しく働きます。

山芋、紫芋をフライパンで炒めます。

そしてソーセージと豚レバーに卵を入れて乾燥させたものを煮込みます。

出来上がったら切り分けておつまみにします。

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馬蹄粉(くわい粉)、じゃがいもデンプン少しに蝶豆花を混ぜ合わせます。

それから煮詰めた砂糖を加えます。

よく混ぜ合わせたら更に混ぜた生地を加えます。

こうすると蒸しあがって钵仔糕が出来上がる時に、デンプンが下にたまりません。

钵仔糕用の器がないのでお茶碗を使います。

まず桜を入れてから生地を注ぎます。

生地を蒸して透明になってきたら取り出して熱を冷まします。

最後にスプーンで器から取り出して蜜紅(?)をかけます。

見るからに美味しそうな晶桜花钵仔糕ができました。

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梨花ももうすぐ花を落とす季節です。

花瓣と卵白に少しの塩と葱花を加えます。

混ぜ合わせて卵焼きを作ります。

卵とソーセージを混ぜて同じような卵焼きを作ります。

卵焼きを卵焼きでしっかり巻いてから切り分けます。

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山芋は蒸してから潰します。

甘酒を少し加えて混ぜてから丸く形を整えます。

山芋が甘すぎるのは好きじゃないので砂糖は入れませんでした。

甘酒本来の甘味でちょうどいい感じです。

桃の花は熱湯にさらしてから丸くした山芋の上にのせます。

つくるって?特につくってないです。

丸くするだけ。見た目が良いでしょ!

前提はアツアツにすること。

桃の花も多すぎないように。

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萝花(ママコナ)はたくさん食べたことがあります。

実は草の味がして不味いんです。

最初はあんまり食べたことがなかったのですが、近所のお姉ちゃんがアメを片手に萝花を噛みながら「萝花は噛んでるとアメになるんだよ」と言われました。

どこアメがあるのやら。

そうなんです、何でそんなことになるの?

あんなに萝花を食べたけど、騙されてたんです。

でも食べるたびに萝花を噛むのが足りないんだと思っていました。

あとからお姉ちゃんが私に嘘をついたと言ってきました。

あの時の事を彼女が覚えているか知りませんが、私はよく覚えています。

動画の中では紫芋のお菓子の上に萝花をのせました。

あの頃の味を試してみたいと思ったんです。

足るを知る。

本当に不味いので、はちみつとミルクを紫芋に入れて甘くしました。

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辛夷花(コブシ)で花の天ぷらを作ります。

上節では花の天ぷらを食べる風習があります。

ちょうど辛夷花が満開の時期でした。

デンプンと塩をよく混ぜて、花瓣に衣を付けます。

しっかり揚げてから唐辛子と胡椒をふると、とてもいいです。

毎年欠かせない味!

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芍薬は花瓣を煮てお粥を作ります。

前の晩に残ったご飯と炒めた菜っ葉を混ぜて形を整えておにぎりにします。

実は他にも撮影したシーンがあったのですが。

つくったおにぎりがうんこみたいで見栄えが悪かったので動画に含めませんでした。

お湯に通した芍薬の花を巻いてみたのですが、頭の中からその印象が離れなくて。

失敗でした。でもおいしいです。

目を閉じて口に入れました。

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最後にソーセージや鶏スープも持っていきました。

(※鶏スープは李子柒ブランドの缶詰)

ウチの近くの川べりに弁当を広げました。

遠くまではいけません。

食べて飲んでそれから家に帰る。

民国は毎日こんなだったら楽しいのに、と言っていました。

私も楽しかったです。

お金や食べるものが無くなってしまったらそんなことは言っていられません。

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最後に、私の愛する皆さん、春天快楽!