滇西小哥Vlog 第7回『大王を連れて雲南の山奥で果物狩り』
滇西小哥の動画が公開されました。
2020年7月8日公開された動画では雲南の山奥で野生の果物を採りに行く様子が紹介されています。
動画の中でも説明されているように果物の正確な名前がわからないようです。
イチジクにも似た果肉から果汁があふれるシズル感。謎の果物の味が気になります。
今回は阿盆姐Vlogで語りがメインのため全文訳を掲載します。
素人訳なので自己責任でご覧ください。
阿盆姐:おばあちゃん、果物を採りに行ってくる。いってきます。
おばあちゃん:早めに帰ってきなさい。
阿盆姐:わかった。
阿盆姐:ダーワンにこの服を着せました。何かが刺さったりしないためです。ダーワン、鶏を追いかけたらダメ。(追いかけるよ〜)鶏を追いかけないで、言うこと聞いて(疲れた)ダーワンはやっぱりいい子です。(盆姐、どうしてそんなに遅いの)ただ小さな動物が大好きなんです。でも小さな動物はダーワンのことをとても怖がっています。あらら、歩くのが私より早いです。
阿盆姐:今日は山に登って食べられる野生の果物を探します。地元では”zha ou”と呼んでいます。普通語で何と呼ぶのか知りません。さっきネットで調べても具体的な名前は見つかりませんでした。
阿盆姐:ウチのダーワンはどこに行っちゃったのかな。ダーワン、ダーワーーーン。
阿盆姐:あらあら。ダーワンは毎回山に登る時に狂ったように進んでいきます。
阿盆姐:ウチのあたりではまだ野生のきのこは生えていません。少なからず雨は降りましたが、土はまだ乾いています。
阿盆姐:もうすぐ着きます。前にもダーワンを連れてきたことがあります。わー、水を見つけちゃった。そこで寝るの?
阿盆姐:ここにはたくさん水香草があります。雲南のこうした小川のそばには必ず食べられる野草が生えています。ダーワンはどこに行ったかな。行くよ、行くよ、行くよ。前に、前に行って。
阿盆姐:ここにはいくつか小さな果物がなっています。去年この木からたくさん採ったことを覚えています。ことしはあまり成長していません。ここになった実は全部ダメになったようです。来たのが少し遅かったようです。熟しても誰も採らないと全部地面に落ちてしまいます。
阿盆姐:この木の上にはたくさん付いています。赤いのはもう熟しています。でも少し小さいようです。皮をむいてみましょう。
阿盆姐:これは甘いですね。でもこれよりももう少し大きな実を探したいです。この木の果実は少し小さめです。先に進みましょう。
阿盆姐:ダーワンがまた草を食べ始めました。(ボクをダイエットさせてるでしょ〜)
阿盆姐:この木にはたくさん付いています。来るのが遅かったようです。でもこっちの木には赤くなったのが熟しています。
阿盆姐:これはイチジクに少し似ています。むくとこんな感じです。とても甘いです。中は全部食べられます。
阿盆姐:とても甘いです。小さい頃は皮を少し洗って皮ごと食べていました。今では少し好き嫌いがありますね。中身だけを食べます。この大きな木についているのを誰も採っていないんです。全部腐って地面に落ちてしまいますね。(ボクも食べたい)ん?食べるの?(突然匂いをかぐのやめた)食べないの?おいで。
阿盆姐:この実は木の根っこに付いています。この緑色のは全部まだ熟していないものです。あと数日です。赤いのが熟したものです。そのまま食べられます。根元のほうが新鮮なようです。これも大きいです。赤くて大きい。
阿盆姐:みなさんが小さな頃はこの果物を食べたことがあるでしょうか。地面に生えてツルがあります。ツルから取ってみると小さなのが付いています。
阿盆姐:以前はお年寄りがこうした果物を採っていました。集めて市場で売るんです。ここ2年は少ないです。雲南にはたくさんの果物があります。こうした野生の果物は値段がつかないので売れません。
阿盆姐:これは根元に隠れています。一番大きいです。中に入れば入るほど実が多いようです。根元のそばにあるいくつかが特に大きいです。これは熟しています。後から食べましょう。
阿盆姐:果汁がたくさんです。とても甘くはちみつのようです。この実の上に小さいのがたくさんありました。
阿盆姐:とても甘いです。
阿盆姐:カゴいっぱいになりました。
阿盆姐:木の上の方に見栄えがよいのが無いか見てみましょう。赤っぽいのは全部採りました。内側にはまだ熟していない実があります。(熟すのを)待ちましょう。私とダーワンは家に帰ります。
阿盆姐:これはさっき通り過ぎた実です。(採ってきたのと)比べてみましょう。
阿盆姐:見てください。まだ小さいですね。とても小さいです。(手に持っている実は)大きくて赤いです。
阿盆姐:手を洗います。この水はとてもきれいです。
阿盆姐:ダーワン!(ボクを見つけられるかな?)早く早く、行くよ。戻っておいで。
阿盆姐:カゴがとても重いです。きれいな小川を探して洗います。
阿盆姐:おいで、体についた泥をきれいにするよ(洗う?水遊び?)
(服を脱ぐの?)
阿盆姐:ダーワンの服は洗ってもきれいにならないようです。戻ってから洗剤で洗いましょう。この水はとてもきれいです。行く準備をしましょう。ダーワン、戻っておいで。行くよ。
阿盆姐:いくつか取って。
村人:もう十分だよ。
阿盆姐:ダーワン、帰るよ。(村人に)うちに来て食べていってよ。ダーワンは食べないよ。
阿盆姐:もっと取って、もっと取って。
村人:どこに行って採ったの?とてもいい果実だね。
阿盆姐:川沿いで採ってきた。
村人;川沿いね。
村人:もういらない、もういらないよ。
阿盆姐:おばあちゃんは食べ切れないから。
阿盆姐:ふたつ。
阿盆姐:今日は村で火焼肉を売っています。帰る途中で肉を取りに行くたくさんの人を見かけました。ウチのおばあちゃんは既に取りに行ったようです。今日採ってきた果物をみんなに分けました。おばさんの家にもおすそ分けに行きます。彼らの家には子どもが二人いるでしょ。
阿盆姐:苛苛、どんなおいしいものを持ってきたでしょう。おいで。
阿盆姐:ここにあければいいのね。
おばさん:ちゃんと”はい”っていいなさい。
阿盆姐:足りる?
苛苛:足りる。
阿盆姐:じゃあ行くよ。バイバイ。ダーワン!
阿盆姐:ダーワンはおじいちゃんを見て走っていきました。おばあちゃん、肉取ってきたの?
阿盆姐:今日買ってきた肉を見てみましょう。今日の肉はとてもいいね。
阿盆姐:配りながら帰ってきました。これだけ残っています。でも十分足ります。
おばあちゃん:おいしい?
阿盆姐:口で噛もうともしないの?
おばあちゃん:噛まないの?こっちに赤身があるから。
(肉が食べたい)
おばあちゃん:食べ過ぎはダメだよ。
阿盆姐:ダーワンはこっちの肉が食べたいようです。
(なんで分かるの?)
阿盆姐:今からご飯を作ります。村の各家庭に肉が分けられました。次回はこの珍しい果物でVlogを撮りたいと思います。バイバイ。
<書き起こし終わり>