李子柒 最新動画についての本人コメント【キュウリ】
李子柒の動画が公開されました。
2020年7月20日に公開された動画では、竹柵づくりに加えてキュウリやきのこを使った料理が特集されていました。
微博と百家号では動画の内容について本人によるコメントが投稿されています。
今回もこちらの文章を日本語に訳します。
素人訳なので自己責任でご覧ください。(写真は李子柒の百家号より)
夏の味とは何ですか?
早朝に起きて最初に吸う新鮮な空気。
”冷たく湿っぽく、泥と庭の各種の植物の爽やかな香りが混ざる”
これは民国の答えです。
一体どうしたんだ……
春節の後は家で暇だったので、庭の外壁に竹柵を付けました。
去年の年末は内側を囲っただけでしょ。
竹は去年切ったものです。
記憶違いでなければ日干しにして一ヶ月だったはずです。
一ヶ月日干しにしたのに何でまだ緑色なのか聞かないでください。
私は……どう答えていいかわかりません。
竹の囲いは、去年長い時間研究して押しネジを使うことにしました。
レンガの壁に打って締めます。細長い竹を横棒に使います。
針金で一時的に固定します。
一本一本の竹が壁いっぱいになったら更にペンチで締めます。
見た感じ面倒ですが、出来上がると本当に見栄えがいいです。
続けてコウシンバラ・ブーゲンビリア・クレマチスを植えました。
さらにたくさんのキュウリとヘチマを植えました。
キュウリの苗を育てるには地元で古くから使われている”卵方式”(原文:下蛋子)を使いました。
苗を育て、移し替え、支柱を立てて、花が咲き、実がなって、熟します。
庭の外の壁にキュウリやヘチマなどを植えました。
外壁には花を植え替えたばかりでしたが、今年は竹柵いっぱいまでは伸びないでしょう。
それで緑の蔓をはわせて、ハゲハゲにならないようにしました。
キュウリが熟すまでに一ヶ月ほどでしょう。
果物キュウリ(原文:水果黄瓜、小ぶりで甘みのある品種)は時期が過ぎてダメになっていました。
動画を撮る時間がなかったのです。
少し遅くなって植えた地元のキュウリが残っていました。
大きいの、小さいのを取ってきて皮を日干しにします。
キュウリをキレイに洗って半分に切ったら種を取り除いて厚皮を切ります。
塩漬けにして果肉の水分を出したら、日干しにしたらかめにいれて保存します。
私は以前に湖南料理でウエイトレスとして働いていたことがあるんですよ。
そこでは”黄瓜皮炒腊肉”(キュウリの皮と燻製肉の炒めもの)という料理がありました。
多くの人がおいしい、ご飯がすすむと言っています。
値段もよく覚えています。
2005年だったかな。一皿16元。
あの頃のひと月のお給料が300元でした。。。。
一日半の給料で注文することはできませんでした、ハハ。
……
いずれにしてもよく覚えています。
記憶の中で欠けている味ですね。
今回作ったので夢が叶いました。
小暑(24節気の11番目)が過ぎると何度か夏の雨が降ります。
再び林や田んぼで鸡枞(オオシロアリタケ)をとる時期です。
試しに山に入って見てみました。
山いっぱいに色々な野生キノコのカワイイ頭を探します。
殻を抜けたばかりのセミが夏の訪れを告げます。
蒸し暑く湿っぽい山には凶暴な蚊がいます。
長袖長ズボンで行かなければなりません。
ちょうど鸡枞が群生している場所を2箇所見つけました。
おでこを3箇所刺された民国を慰めます。
道具を持っていなかったので、折った木の枝で掘り起こしました。
カゴを持っていませんでしたが、ちまきにつかう葉っぱがあったので編みました。
さもなければ服をたくし上げて持って帰ったでしょう。
鸡枞はかぼちゃの葉を使って洗います。
葉っぱに小さな毛が生えているので鸡枞の表面についている泥をキレイに落とせます。
洗った鸡枞を傘と軸に切り分けて小さく割きます。
まず傘の部分を油でゆっくり揚げます。
なぜならこの部分には水分が多く残っているからです。
それからショウガ・唐辛子・花椒などを入れます。
傘を揚げて水分が抜けたらキノコの軸と塩を入れます。
鸡枞の水が70%前後抜けたら出来上がりです。
乾きすぎると食感が悪く、噛み切れなくなります。
うまく火を通した鸡枞油(キノコと上の調味料を混ぜたラー油)は素晴らしいです。
麺にしても、和え物にしても、炒めものでも。
神がかった旨さといっても言い過ぎではありません。
キュウリの皮を漬けた後は細切りにします。
燻製肉を細切りにして適当に炒めればいい香り。
間違いなく無敵のおかずです。
私がこれだけ長いあいだ覚えていただけありますよ。ハハハハハハハハハ。
火にかけた鸡枞油にキュウリとそばを添えます。
鶏を一匹煮込んでから鶏肉を細切りにします。
鶏肉冷麺を作りました。
夏にぴったりの一口ですね!!!
鸡枞がまだ余っています。
切った鸡枞とキュウリのさいの目切り、燻製肉をあわせます。
前日の夜に残った乾いたご飯と一緒に炒めます。
キュウリの爽やかな香りと鸡枞の新鮮な味。
チャーハンの鼻をくすぐる香りと、燻製肉の脂がちょうどよく落ちる。
信じられないでしょうが1人で一皿食べてしまいました!!
酱黄瓜(ピクルス)は最初の二日で作りました。
柔らかく緑色のキュウリを半分に切って塩で水分を出します。
それから日干しにして表面の水分を取り除きます。
唐辛子・花椒・八角・茴香と一緒に煮ます。
煮立ったら醤油・白酒・塩・白砂糖と一緒に煮こんでから冷まします。
水分の抜けたキュウリを入れて漬けます。
ショウガや唐辛子を入れてもいいです。
普通は2,3日漬ければおいしく食べられます。
できるだけ1週間で食べきってください。
これは足がはやいグルメです。
酱黄瓜で鶏肉巻を作りました。
こんなに簡単なので余計なことは言いません。
最後にまだキュウリの皮が残ったので豚肉ミンチと一緒に煮込んで団子スープを作りました。
とっっっても美味しかったです。
いい香りの肉団子は一口で食べてしまいます。
きゅうりの皮も少し弾力があります。
この肉団子は以前に食べた”贡菜肉丸”の作り方でやりました。
やわらかくいい香りです。
スープは乳白色の鶏スープです。
さらにキュウリを切って入れます。
鸡枞を2つ割きます。
この一品は美味しかったので、食べて何日も経った今でも文字を打つだけでよだれが出てきます。
これは大出世でしょう。(原文:也就这点出息了吧、この訳は自信ないです)
人生は健康を前提に食べたいものを食べ、飲みたいものを飲み、やりたいことをやる。
毎日を大切に過ごす。
親愛なる皆さん。
自分を愛し、家族を愛し、自分を大切に。
動かないでダイエットなんて!なにがダイエットだ!
たくさん動けばいいじゃない?
私も…………よくわからないんですけど。
ダイエットについてはそうじゃないですか。
今日はここまでです!
民国たちが撮影のために待っています!
小作文を終わりにしましょう。
こんな感じです。
么么哒〜〜〜〜强行!!!
<書き起こし終わり>