ガラパゴスの蛙

ネットに漂うあれこれ

滇西小哥 最新動画についての本人コメント【チベット料理】

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 滇西小哥の動画が公開されました。

2020年8月12日に公開された最新動画では前回に引き続きシャングリラが舞台です。今回はヤク肉・バター茶・裸麦をこねたツァンパという食材を特集しています。

YouTubebilibiliでは本人によるコメントが公開されています。

素人訳なので自己責任でご覧ください。

シャングリラは全てが美しいです。
鲁茸(松茸狩りの案内人)と別れてから吉迪村の牧場に行きました。

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村から山に向かって10キロの泥道を歩きます。
この牧場には村のお年寄りが住んでいます。
村の各家庭が多くのヤクを飼っています。
毎年3月から10月まで、お年寄りたちはヤクを追って牧場に来ます。
この時期の気候は温暖で、山いっぱいに緑の青草が生えています。

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お年寄りたちは牧場でヤクと一緒に生活します。
10月末に天気が寒くなり、雪が振り始めます。
再びヤクを家の囲いに連れていきます。
牧場のお年寄りは毎日朝晩ヤクの乳を搾ってバターを作ります。
それを若者が市内の市場に持っていって販売します。
牧場のお年寄りはみなチベット族です。
基本的に漢語を話しません。
私をもてなしてくれたお爺さんは以前の村長でした。
それで基本的な交流は問題がありませんでした。
私が行くとおばあちゃんが乳搾りをしていました。
彼女が何を言っているのか私には全く聞き取れませんでした。
おばあちゃんも漢語を話せません。
お互いに話したいと思いました。

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バター作り
ヤクの乳を搾ってから目の細かい網で濾します。
アルミのバケツの中に入れて加熱します。
その間はずっと休まずかき混ぜで、熱がミルクに均一に通るようにします。
80度ぐらいまで加熱したら取り出します。
昔はバター作りに力のいる道具を使っていました。
長いあいだ手で振り続けると油と分離してきます。

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その後、牧場の人々は現代的な道具を使うようになりました。
ミルクを入れると直接油と水が分離されます。
油と水が分離させ冷やすこと5時間。
固まったら手でこねて形を整えます。
丸いバターのかたまりにします。
彼らには家庭ごとに違う印章があります。
それをバターの上に押すことでこの家のバターになります。

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バターには包装の区別がありませんが、お客さんは小さな印で見分けます。

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奶渣(カッテージチーズ)の作り方
ミルクから油脂を分離させて奶渣を作ります。
この方法は乳饼(雲南の伝統的なチーズ)に少し似ています。
分離したミルクをもう一度加熱して、発酵させた酸水(恐らく果物を発酵させた酢)を入れてかき混ぜます。
それから蓋をして、四方を分厚い綿の布で包みます。
保温して発酵させること6時間以上。
竹で編んだカゴに入れて余計な水分を切ります。

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その後は火にかけて乾燥させます。
奶渣は直接食べたり、バターで炒めて食べることもあります。

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牧場では植えられる野菜が少ないので、人々は毎日バター茶を飲み、ツァンパやチーズを食べます。
おばあちゃんは私の帽子とカゴが気に入ったようです。
それで被っていた帽子をプレゼントしました。
帰ってきてから竹で編んだカゴと帽子もおばあちゃんに送りました。

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彼らから買ったバター・ツァンパ・ヤクを使って家でチベット料理を作りました。

ヤク肉
新鮮なヤクにくを細切りにします。
料理酒・花椒・塩・唐辛子・草果粉・胡椒粉・八角粉を混ぜます。

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ひと晩浸けて味をなじませてから蒸します。
花椒と干し唐辛子を炒めて香りを出します。

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蒸したヤク肉を入れて弱火で揚げたら出来上がり。
これと同じ方法で他の肉も調理できます。

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ヤク肉火鍋
ヤク肉を水に入れて加熱します。
草果・八角ローリエ・桂皮を入れて煮立ったらアクをとります。
バターをひとかけいれて煮ること3時間。

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肉を鍋から取り出して切ります。
スープに塩を加えてから火鍋に入れます。
自分の好きな具材を入れて、牛肉を一番上に入れて煮立ったら食べられます。

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好みのつけダレを調合しましょう。
わあ、濃厚な牛肉味です〜
美味しくてさっぱり。とてもさっぱりしています。

バター茶
これは黒陶の急須を使います。
急須に餅茶もしくは磚茶を入れます。どんなお茶でも大丈夫です。

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水を入れて火にかけて煮出します。
10分前後でお茶が沸きます。
(筒状の器具)の中に適量のバターとお茶を入れます。

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そこに適量の塩を入れて20回ほど棒を上下させ、バターとお茶を混ぜます。
お茶をこしたらバター茶の出来上がりです。
濃厚なミルクとお茶の香り、薄っすらと塩味、とてもなめらかな口当たりです。

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バター茶にはツァンパも入れます。
ツァンパをこねる。
まず両手をきれいにします。
手をきれいにして水分がないようにします。
手でバターとツァンパを混ぜます。
それから指でお椀に沿ってこねます。

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ツァンパの生地を取り出せるようになるまでこねます。
これがバター茶と合わせるツァンパです。
チベット族は毎日食べる朝ごはんです。

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ウチの家族にはあまり合いませんでした。
私と父、おばさんはこの味を受け入れられました。
他の人は口に入れると飲み込むのも難しかったようです。
シャングリラの環境の中で淹れたバター茶とツァンパはとても温かく、とてもおいしかったです。
家に帰ってくると環境が違うので味もそれほどおいしく感じませんでした。
皆さんもシャングリラに来たら忘れずに試してください。
<記事の終わり>