ガラパゴスの蛙

ネットに漂うあれこれ

滇西小哥 最新動画についての本人コメント【攀枝花】

滇西小哥の動画が公開されました。

2021年5月5日の動画では攀枝花(木綿花)を使った料理が特集されていました。

地元ではそれほど人気のある食材ではないようですが、花の摘み方も含めてとても珍しい料理となっています。

bilibiliでは本人コメントが公開されています。

素人訳なので自己責任でご覧ください。

(※しばらくブログを放置していたので順次更新を進めていきます)

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攀枝花

攀枝花が多くの人に知られている理由は、単に花の名前であるだけでなく、四川の都市の名前でもあるからです。
実は大多数の地方では木綿花と呼ばれています。

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花びらの色は基本的に赤色です。
たまに薄い赤色もあります。
でも黄色の攀枝花は2年前に一度だけ見たことがあります。

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当時、私は山でキノコを探していました。
遠くに黄色の花が咲いている木が見えました。
花がびっしりと咲いていて、あたり一面にも花が落ちていました。
何の花かよく見えなかったので、転びながら下を降りていくと驚きました!
なんと黄色の攀枝花があるとは。
それから何度か行きましたが、攀枝花が満開の時期は逃してしまいました。
初めに見たときのようにあれほど美しく咲いているのは見たことがありません…


凉拌攀枝花

恐らく私たち地元の人間はあまり攀枝花を好きではありません。
粘り気の強い口当たりなので、花が咲いている時期にわざわざ摘んで食べる人は少ないです。
村のお年寄りが少しばかり拾い集めることがあります。
自然に落ちた花を天日干しにして豚のエサにします。

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大多数の花はしぼんで土と一体になり、来年の肥やしとなります。

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三色の攀枝花の花蕊(かずい)は同じです。
真ん中の一番長い花蕊は使いません。
花粉もきれいに洗って落とします。
残ったものを20分煮ます。
きれいな水で何度も洗ってから、水に浸け置きします。

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和え物にしたり、ハムと一緒に炒めたり。
おいしいですよ〜
副菜として合わせます。

和え物にすれば和え物の味。
ハムと炒めればハムの味です〜

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猪肉帽子

ウチではいつも醤油で味付けした肉を炒めておきます。
(※雲南省では肉を味付けして炒めたもの、通称”帽子”を料理に添えるそうです)
朝、料理するのがめんどくさいときは肉醤を麺やご飯に混ぜます〜

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豚肉は脂身三分、赤身七分でミンチにします。
熱した油でショウガ・ニンニク・小米辣(プリッキーヌ)を炒めて香りを出します。
豚肉を加えて色が変わるまで炒めます。

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豆板醤、うすくち醤油、花椒、草果粉、塩少々と白砂糖で味を整えます。
炒めて香りが出てきたら鍋から出します〜

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この肉醤は本当に何にでも合います!
どのように食べてもおいしい。
皆さんも作り置きしてみてください〜


最近家をリフォームしました。
豚小屋と牛小屋を壊して、改造しました。
毎回の動画でリフォームの進行状況を含めます。
完成した様子を見せるのが楽しみです。
皆さんも気に入ってくれると思います〜

<記事の終わり>