「商品のニセモノに注意!」李子柒が注意を呼びかける声明を発表
2019年8月25日、李子柒のアシスタントの微博『她助理』から商品のニセモノへの注意を呼びかける声明が発表されました。
"李子柒"ブランドを騙るニセモノの"桂花坚果藕粉"が販売されているとの声が寄せられています。詳細に比較した結果、ニセモノは劣化品であることが確認されました。このようなニセモノを販売することは、李子柒ブランドと提携先の権利に深刻な影響をもたらす行為です。法律に違反する行為でもあります。私たちは証拠を集め、警察に提出しています。警察は既に調査を開始しています。
ニセモノ商品は様々な種類が出回っているようですが、今回は「桂花坚果藕粉」に特に注意するように呼びかけています。
こちらはレンコンデンプンの粉に、キンモクセイの香りとナッツが入っている商品のようです。
そもそも「藕粉(オウフェン)」と呼ばれているレンコンデンプンの粉は、中国では伝統的な健康食品として飲まれてきたそうです。
ところが、時代とともに人々の注目を受けることもなくなっていたそう。
そこに李子柒が目をつけて、新たな付加価値とともに市場に売り出したというわけです。
内容量は350グラムで117元(日本円で約1700円)。
「藕粉」に見覚えがあるなーと思ったら、この動画でした。宣伝も兼ねていたんですね。
さて、ニセモノの特徴に戻りましょう。
①ニセモノは商品が包装されている筒の直径が小さい
②ニセモノの包装は質感、図案、色合いが正規品と異なっている
③ニセモノは包装の印刷が粗い
④ニセモノは包装フィルムの幅が大きい
⑤ニセモノは見出しの文字が小さく、「栄養成分表」と「アレルゲン」の文字が太字になっていない
⑥キャッサバデンプン(タピオカ)が混ざっているので白っぽい。ナッツが少ない。枸杞が入っていない
⑦ニセモノはお湯で溶かすと黄色っぽい。キンモクセイの質が悪い
「もし見分けがつかないようなら、李子柒オフィシャル店舗から購入してください」という一文で締めくくられています。
それにしてもニセモノなんて買う人いるのか?と疑問でしたが、値段を見て納得。
こちらで正規品とニセモノを比較してみると半値近くの差があります。
それっぽいものが欲しいだけならニセモノでも良いのかも。
口に入れるものであるだけに、ニセモノとはいえ食中毒騒ぎが起きるとブランドイメージに大きな傷が付きかねないのも事実です。
日本から購入される予定のある方は、ニセモノを買わないようご注意を!