河南省より 张大磊がカナダ人YouTuberとストリートフードを食べ歩く
YouTubeを見ていたら以前に紹介したフードブロガーが共演しているのを発見しました。
案内役は中国 河南省開封市から地元のストリートフードを発信する『张大磊』さん。
ゲストは『FOOD RANGER』チャンネルで世界中のグルメを発信するカナダ出身のトレバー・ジェームズさん。
今回のシリーズでは、二人が河南省の街角で伝統的なストリートフードを食べ歩きます。
シリーズ第1回のメニューは「羊肠汤(羊双汤)」と呼ばれる羊のホルモンを使ったスープです。
トレバー「このスープには何が入っているんだ?」
张「食べてから教える。そうじゃないと食べないだろ?」
トレバー「じゃあ二人同時に口に入れよう!」
こんな会話がしばらく続くのですが、それもそのはず。
実は「羊のホルモンのスープ」というのは通称で、この中には「羊蛋(ヤンダン)」と呼ばれる羊の睾丸が入っているのです!
河南省開封市では朝ごはんにスープと白酒を飲む習慣があるようで、朝っぱらから乾杯で一日をスタートしています。
なんとも羨ましい。
第2回目のメニューは「黄焖鱼」
小鮒をフライにしたものをスープに入れた料理です。
油で揚げたナス、魚の卵、ニンニク、生姜、五香粉などが入っているスパイシーな料理です。
こちらの店主は先祖が開封市に店をかまえてから4代目に当たるそう。
地元の人々から愛されるストリートフードです。
第3回のメニューは「五香羊头」
その名のとおり五香粉で味付けした、羊の頭をまるごといただきます。
羊の頭を水でよく洗います。
大きな鍋に頭と12種のスパイスを入れて煮込みます。
出来上がった羊の頭をむしりながら食べる。
食べ方もワイルドです。
やわらかくなった頭を割るとそこには「羊の脳みそ」が!
食べる前はトレバーさんも若干ビビっていましたが、口に入れた瞬間思わず「クリーミー!」と叫んでいます。
これは絶対にうまい。
第4回のメニューは「鸡血汤」
鶏肉・鶏の血・鶏の胃・鶏レバー等々、いわば鶏のすべてを煮込んだスープです。
お店のメニューをみると10元(150円)ちょっと。
とてもリーズナブルです。
「鸡血(鶏の血)」はご覧のように固まった状態で煮込みます。
その他にも様々な鶏の内臓を一緒に煮込みます。
お椀に盛った鶏肉にスープをかけます。
コショウの味が効いたスープが本当に美味しそうです。
日本人としてはここにラーメンかごはんを入れたくなりますが。。。
今回は张大磊とトレバー・ジェームズの共演を紹介しました。
お互いに中国語と英語を話しているにもかかわらず、自然な会話に見える編集のテクニックの高さも感じました。
皆様もよろしければ是非に。