李子柒がハンドメイドの文房四宝をマレーシア王室に贈呈
李子柒の投稿している動画の中でも特に評価が高いのがこちら。
中国語で文房四宝(ウェンファン・スーバオ)と呼ばれる筆・墨・硯・紙を原材料から製作工程が紹介されています。
中国でこれら4つの道具は文人の書斎に欠かせないものとして古くから重んじられています。
それをゼロから手作りするDASH村もびっくりの挑戦。
そもそも四川省の田舎に住んでいたとしてもそんな技術は持っていないでしょうに。
墨の乾燥期間も含めると2017年秋から2019年春至るまで長い期間がかかっています。
それだけでも十分驚きですが、動画の後半で急に脈絡もなく舞台は海に変わります。
「二零一九・春 马来西亚(マレーシア)」
そしてこんな場面が続きます。
明らかに身分の高い人物であることはわかります。
彼女は一体だれに会いに行ったのか。
中国語で調べてみると詳しい情報がすぐにみつかりました。
こちらの新聞記事によるとマレーシアのクランタン州に住んでいる王族の一人に招待されたことがわかります。
この王族の奥様がフェイスブックやInstagramで李子柒を偶然見つけて以来ずっと彼女のファンで、この面会につながったようです。
みんなで食事をしたり微信のアカウントをフォローし合ったりと和気あいあい楽しい雰囲気でした!という報告を中国語ニュースで紹介されています。
動画の最後では文房四宝をプレゼントしている様子も撮影されています。
でもちょっと気になるのはこの王族一家の正確な名前がどれだけ探しても見つからないこと。
新聞の写真ではこの王族が「东姑依斯干达」 として紹介されているのですが、その人物に直接言及している資料が英語やマレー語で探し出せない。
っていうかそもそもマレーシアの王族多すぎ。。
この動画の信ぴょう性を疑うつもりはないのですが、面会した相手が誰かわからないのは若干モヤモヤします。
この件は引き続き調査していきたいと思います。
現時点で確かなことは、李子柒の人気が確実に東南アジアでも広がっているということですね。