ラオス発 1000万回再生されるグルメ配信『Baw lai(บัวไล )』
東南アジアのYouTube界隈でも様々なアイディアを凝らした動画チャンネルが続々と登場していますが、今回取り上げたい田舎グルメ配信には驚きました。
それが全編ラオス語のチャンネル『บัวไล ບົວໄລ Official』です。
YouTubeのチャンネル登録者数は53.4万人。(2019年9月現在)
言葉は全く理解できないのですが、『Baw lai(บัวไล )』と名乗る青年がカメラの前でひたすら食事をする動画がメインです。
画面の構図だけを見ると韓国のモクバン(モッパン)によく似ていますが、問題は食事の内容。
2018年1月11日に公開された、チャンネル開設してから2本目の動画で早くも衝撃的な映像を披露しています。(※閲覧注意)
まずは調味料を皿いっぱいに調合していきます
ぐちゃぐちゃに混ぜたら
合掌(不穏な予感)
そして蟻の巣から降り注ぐアカアリと山盛りの卵!!!
蟻に噛まれて思わずTシャツを脱ぐ
そして実食
ゲテモノ食で再生数を稼ごうとしているのかな?とうがった見方もできますが、調べてみるとラオスでは確かに蟻の卵を食べる習慣があるようです。
いくらなんでも皿の上で蟻の巣を壊す人はいないとは思いますが。
こんな感じでワイルドな田舎グルメを紹介しているのですが、注目すべきは動画の再生回数。
ほとんどが数十万から数百万回再生されているのです!
ラオスの総人口が685万人(2017年)とされているますから、明らかにラオスだけでなく世界中からアクセスされていることは想像に難くありません。
そんな中、驚異の再生回数1000万を突破しているのがこちらの動画。
冒頭は川べりで野菜炒め?のような料理を手づかみで食べています
後ろから友人二人がやってきて、主人公の彼に生卵を差し入れます
おもむろに枯れ草を集め始めます(不穏な予感)
卵を置いた!
さらに枯れ草をかぶせてライターで着火。勢いよく燃え上がります
黒焦げになった枯れ草から卵を掘り出します
殻ごと焼いた卵は固めのゆで卵のような外見です
隣の彼がおでこで卵を割ると悲劇が。。。
生じゃないっすか!
そしてこの顔
全く言語が理解できないのに、昔ながらのベタなコントを見ているような気分になります。
「おいしそうに見える」のか、「おいしそうに食べているように見える」のか。
食事配信のジャンルをこの二つに分けるとすれば、『Baw lai』の動画は明らかに後者。
食べたいとは思わないけれど、楽しそうに食べている様子を見ていると、見ているこちらまで楽しくなってきます。
動画タイトルだけでも理解したいと思われる方は、Google翻訳でラオ語→日本語、ラオ語→英語、などでギリギリ解読できます。
皆様もよろしければ是非に。
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