滇西小哥のインタビューがGoldthreadで公開される（5/6）
Goldthreadで滇西小哥インタビューの第五回が公開されました。
今回も英語と中国語から意訳してみたいと思います。
滇西小哥：見て！一枚の葉っぱがこんなに大きいんですよ。
インタビュアー：これは植えたんですか？
滇西小哥： はい。こんなに大きいんです。
滇西小哥は雲南出身の中国人vloggerです。農村で撮影された料理動画で知られています。
私たちは彼女とともに一週間過ごしました。
前回はガチョウの塩漬けを使って2つの料理を作りました。
今回は彼女が食材探しに連れて行ってくれます。
雲南は中国で最も植物の種類が多い土地です。
中国全土のうち4%の土地に全体の52%の植物が分布しています。
中国農村の人々は食材を探しに野外に出かけます。
しかし雲南西部の穏やかな亜熱帯気候では特に食べられる植物や菌類が生息しています。
滇西小哥はどれが食べられる植物なのか自然見分けることが出来ます。
滇西小哥：これは我が家で腌菜（漬物）を作る時に使う野菜です。老青菜と呼ばれています。見て！一枚の葉っぱがこんなに大きいんですよ。
インタビュアー：これは植えたんですか？
滇西小哥： はい。こんなに大きいんです。
インタビュアー：この部分を食べるんですか？
滇西小哥：乾燥させて洗ってから揉んで塩漬けにします。
滇西小哥：これは野生のミントです。とても香りがいいです。
今日は水香菜と呼ばれる植物を探しに行きます。
滇西小哥：これが今日探している野山菜（食べられる野草）です。
インタビュアー：普段はどうやって見分けるんですか？
滇西小哥：これは大抵は溝の周りに生えています。葉っぱがギザギザな形です。根っこに毛が生えています。すこし匂いを嗅いだり噛んでみるといい香りがします。この味は比較的に見分けやすいです。
インタビュアー：普段から野草を調理して食べるんですか？
滇西小哥：いろんな料理が作れます。スープ、和え物、かるく揚げて豆豉と合わせることもあります。野草は植えている野菜では代え難い味です。野菜にはない特別な香りを持っています。
滇西小哥： 溝のそばに生えているので管理も必要なく毎年自然に成長していきます。とても便利です。
インタビュアー：子供の頃、誰が見分け方を教えてくれたんですか？多くの人は雑草と食べられる植物を見分けられません。
滇西小哥：子供の頃、親と一緒に畑にでかけて野草を採りに行きました。小さな頃から詳しいです。
インタビュアー：そうなんですね。
滇西小哥：これが（水香菜の）花です。普通は柔らかい部分だけを採ります。とても美味しいです。この辺全部を採ってから帰りましょう。
インタビュアー：わかりました。
滇西小哥：じゃあ始めましょう。柔らかい部分を採ります。香りがいいと思いますか？
インタビュアー：ええ、香水みたいですね。
滇西小哥：香水！？
それからキッチンに戻りました。
採ってきた野草を使って2つの料理を作ってくれます。
1品目はスープです。
鍋でラード、溶き卵、少しの水と野草を加熱します。
2品目はサラダです。
葉っぱを洗ってから豆豉を添えます。
滇西小哥：これは地元に伝わる大豆で作った水豆豉です。
滇西小哥： 大豆を水につけてから蒸し、麻袋に入れて発酵させます。そうすると表面に粘り気が出てきます。 その後は乾燥させてから唐辛子、花椒、塩などの調味料を加えます。水も加えます。これで水豆豉ができあがります。
インタビュアー：なぜ（水豆豉）と合わせるんですか？
滇西小哥：これは元々塩気を含んでいます。混ぜたら他の調味料を入れる必要がありません。唐辛子、花椒、塩が入っているからです。
インタビュアー：どうしてスープに卵を入れるんですか？
滇西小哥：普段からよく卵は食べていて手に入りやすいからです。この組み合わせが好きです。
インタビュアー：この素晴らしい2つの料理は同じ野菜を使っているのに、生と火を通したのでは味が全く違います。サラダはさくさくしていてフレッシュで少し塩気があります。スパイシーで香りも味わえます。卵スープにはそれほど香りはありませんが塩気や卵の香りがします。どちらも美味しいです。2つの違いに驚きです。
もちろん小哥にとってこの野草はたくさんあるものの一つに過ぎません。
インタビュアー：どれぐらいの種類の野草を見分けられるんですか？
滇西小哥：17、18種類？小さい頃から食べているのでよく知っています。野草はたくさんあります。野韭菜、马蹄香、野薄荷、どれも独特な味を持っています。大好きです。すべての季節に植物やキノコがあります。野草は20種類以上あります。今回採ってきたのは普段からよく見かける四季を通じて採れるものです。
次回はファンの皆さんのお気に入りを取り上げます。
滇西小哥が私たちのためにハンバーガーを作ってくれます。
チャンネルはそのまま。
<書き起こし終わり>
