ベトナム北部から農村の食卓を発信する『Bếp Nhà Mình』
今回紹介するVloggerはベトナム北部の農村から家族の食卓を発信するチャンネルです。
チャンネル名は『Bếp Nhà Mình』。日本語に訳すと『私のキッチン』という意味だそうです。
2019年10月から動画投稿をスタートし、チャンネル登録者数は5万人を超えてたところです。(2020年4月現在)
撮影地はベトナム北部のクアンニン省(Quảng Ninh)とタイビン省(Thái Bình)。
主人公はおそらく20代半ばと思われる女性。既にお子さんもいるようで、動画の中でちょくちょく小さな男の子が登場します。
家族構成について具体的な説明はありませんが、動画から見て取れる情報からすると彼女少なくともおばあちゃん・弟・息子と暮らしていることがわかります。(夫の存在には言及されていません)
他の農村動画と同様に様々な食材と料理が紹介されますが、川魚を使ったレシピが登場する頻度が多いような気がします。
またメニューの監修におばあちゃんも加わっているので、若い人が作り方を知らない料理を紹介することもあるようです。
例えばこちらの蒸した豚肉の動画の概要欄では「おばあちゃんが作り方を教えてくれた」と説明されています。
『Bếp Nhà Mình』チャンネルでは2020年の春からYouTubeのコミュニティタブを積極的に活用しています。
2020年3月にはこんな投稿がありました。
天気は依然として雨なので不快です。でも野菜の成長がとても早いです。
最近は前より長い動画を撮影しているので、つまらないと感じている視聴者のコメントが増えているでしょうか?
毎日のごはんや故郷と祖国の景色を紹介する事の他に、このチャンネルを通して得た収入で家族を養いたいと思っています。
それですべての視聴者に広告が表示されるようになっています。
それでも皆さんが『私のキッチン』を好きでいてくれることを願っています。
私は動画撮影を始めてから1年になります。でも広告収入をオンにしたのは約1ヶ月前からです。
きっと最初の頃から見てくれている人ならご存知だと思います。
広告が表示される動画を嫌う人がいることも知っています。
でもご理解ください。皆さんに感謝します。
このように広告表示を始めるに当たってのアナウンスがされています。
他にもカメラマンや彼女の右手首のタトゥーについてなど、視聴者から寄せられた様々な質問に答えています。
特にタトゥーは彼女の身体的な特徴の1つですが、ベトナム語でも批判の声が寄せられているようです。(ベトナムってそんなに保守的なのかな?)
コロナウイルス流行の影響もあり、最近では妹さんが別の地方から実家に帰ってきたようです。きょうだい揃って遊ぶ様子や古い家のリフォームする動画も公開しています。
世界中のVloggerが自宅で静かに暮らしている動画を公開していますが、こちらはどんどんメンバーが増えて賑やかになっています。
初期の頃から比べると撮影機材や編集スキルが格段に上がっていることも注目ポイントのひとつです。
皆様もよろしければ是非に。