ガラパゴスの蛙

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李子柒 最新動画についての本人コメント【豌豆(エンドウ)】

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李子柒の動画がSNSや動画サイトで公開されました。

今回は豌豆(エンドウ)を使った料理の特集です。

まだ百家号には解説記事が出ていませんが、李子柒の微博に同じ文章が投稿されています。

いつものように中国語から日本語に意訳してみました。

素人訳なので自己責任でご覧ください。

百家号で記事が投稿され次第、画像を追加します。

 ここ数日の天気は女の子の気持ちより不安定です。
朝晩はズボン下を2枚重ね履き、昼間は熱くて焼けそうです。
それで動画の最後ではあんなセーターを上に着て足はサンダルだったんです。
だから驚かないでください。

 

豌豆(エンドウ)の一生。
毎年秋に豌豆とそら豆を植えます。
年越しの頃の2ヶ月になると豌豆の柔らかい茎や葉を食べます。
さっと炒めたり、麺料理、火鍋など、香り高くきめ細かい必須の存在です。

 

春になると豌豆は花を咲かせ、さやを付けます。
桃の花が先終わると柔らかい青い豌豆が食べられます。
お粥、豌豆ご飯、肉のみじん切り炒め。
柔らかいサヤエンドウも食べられます。
でも普通はもったいないので残しておきます。

 

二十四節気の)穀雨を待ち、立夏前。
豌豆鳥が”クークー”と鳴き始める頃には豌豆が黄色くなります。
(おそらく豌豆鳥とはカッコウのこと)

 

家に持って帰ってきて昼間の太陽に晒します。
豌豆を収穫しているときに一匹の小さな蛇を見つけました。
作業を始めた時は全く気づかなかったのですが、「蛇を見つけた!」と叫んだ時、カメラマンがびっくりして慌てふためいていました。
あのシーンが揺れているのはわざとじゃないんですよ
あの時、私が蛇を捕まえるまでカメラマンの彼は三脚抱えて逃げていっちゃいました。
あんなに小さな蛇は柔らかくて可愛いです。
蛇は山に放してあげました。
まだ畑にいたら、仕事をしている人に捕まって、傷つけられていたかも知れません。

 

豌豆を日に晒すと自然に裂けてきます。
一週間ほど日干ししてから、ひっくり返して叩きます。
それから風車で豆殻を取り除いて、乾いた豆を選びます。
これを保存していつでも食べたり仕えるようにしておきます。
これは秋に植える種にもなります。

 

あちこちに散らばった豆も無駄にしません。
集めて豆苗を育てることも出来ます。
穴を掘って植えるのではなく水耕栽培にしました。この方が便利です。
エンドウを水に漬けて膨らんできたら芽が出てきます。
芽が出たら毎日水を換え、霧吹きで湿度を保ちます。
遮光について。豆苗の類はあざやかな緑色です。
柔らかい豆苗にしたければ遮光します。
撮影が延びて、数日遮光しなかったので少し色が落ちてしまいました。
それからはずっと遮光しています。
豆苗炒め、和え物、スープ、火鍋、どれにも合います。

 

豆苗が育ってくると美味しいものをたくさん作ります。
村に行って豚足を仕入れて、いい匂いのする豚足スープを作りました。
おばあちゃんもこのスープが大好きです。コラーゲンたっぷり。
豚足は柔らかくて、豌豆を加えて煮込むと濃厚になります。
これ以上良いものはありません。

 

また豌豆凉粉(ところてんのような食品)を作りました。
豆を一日水に漬けて、次の日に殻を取ってから石臼でひきます。
豆殻を取るのは豆ペーストで豌豆黄(豌豆のデザート)を作りたかったからです。
殻がついていると、豌豆黄を口に入れたときに滑らかになりません。

 

殻を取った豌豆を挽いてペースト状にし、濾してから半日おいて沈殿させます。
ペーストに水を足して煮込んでからふるいにかけます。
ふるいにかけたペーストは滑らかになります。
少しずつ水気を飛ばして形を整えて、表面を平らにしたら冷まします。

 

ちょうど食用のバラが咲く時期でした。
ここ数日毎朝カゴいっぱいに取ってくると、二日目にはまた沢山咲いていました。
バラのジャムを添えて豌豆黄を食べます。
だから豌豆黄には砂糖を入れません。

 

香酥豌豆は連続ドラマを見るときに食べるスナックです。
豆を一晩水に漬けてから少し煮ます。
ここがポイントです。煮ていない豆は揚げるとサクサク感が足りません。
煮てからフライパンでゆっくり揚げます。
揚げながらつまみ食い、いや、味見です。
甘いのが好きなら砂糖を、しょっぱいのが好きなら塩を入れます。
いい香りでサクサク。これ以上良いものはありません。

 

豌豆でんぷんは静かに置いておくと沈殿します。
表面に水気、底の方にペーストがたまります。
きれいな水を加えて混ぜると濃度を調節できます。
比率ですか?
それは経験としか言いようがありません。。

 

たまったデンプンを小火でかき混ぜます。
全部が透明になったら取り出して覚ますと凉粉になります。
上から自家製調味料をかけると麻辣かつ爽やかな酸味。
夏の始めに必須です。

 

最後に生えたばかりの豆苗で豌杂面(豌豆を使った麺料理)を作りました。
白濁色の豚足スープを盛り付けると、ご飯の時間です〜〜

 

豌豆の季節には豌豆を食べる。
でも食べすぎてはいけません。
さもないと、、、、
大体わかりますよね。ハハハハハハ
(李子柒によると豌豆を食べすぎるとおならが出やすくなるそう)

 

この時期、朝晩の温度差が大きいです。
着るものに注意してください。
そして出かけるときにはマスクを人の多いところは避けましょう。
いい子にしてくださいね。
强行么么哒!
<書き起こし終わり>