ガラパゴスの蛙

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滇西小哥 最新動画についての本人コメント【童年小零食】

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滇西小哥の動画が公開されました。

2020年7月15日に公開された動画では阿盆姐が子どもの頃に食べていた手作りおやつを特集しています。

YouTubeでは動画への本人コメントが公開されています。

素人訳なので自己責任でご覧ください。

 

ここ数日、食欲旺盛だったので(原文:嘴馋,食い意地が張っている)、子供の頃に食べたおやつの動画を制作しました。


小さい頃、校門の前にある売店で1角(1元の10分の1)でおやつを買っていました。
湯葉、フルーツキャンディー、フルーツアイス、酸っぱくて甘いパチパチキャンディー、売店のおばちゃんが自分で作ったピリ辛ポテト。
大きくなってからそうしたおやつを食べる機会は少なくなりました。
でもあの味は記憶に深く刻まれています。


土豆片(ポテトチップス)
雲南人にとって忘れられない味とはジャガイモのことです。
1日3食ジャガイモを食べられますし、話していると”ジャガイモの匂い”がしてくるほどです。
ジャガイモでおやつを作るとすれば、ポテトチップスです。
小さな土地があればジャガイモを植えます。
うまく成長しなくても、ぽつぽつ小さいジャガイモがとれます。
きれいに洗って皮をむいたら、出来る限り薄く切ります。
上手にできなければ道具を使います。
厚さが均一になるようにします。
切ったら水に浸けます。
油を鍋に入れて弱火でゆっくり揚げます。
ポテトチップスが黄金色でサクサクになるまで揚げます。
直接揚げるとジャガイモがバラバラになってしまいます。
それであまり頻繁にひっくり返しません。油は多めに〜
揚げたら余分の油を落として、好きな調味料をかけます。
椒塩調味料:塩、白砂糖、花椒
麻辣調味料:唐辛子粉、食用塩、白砂糖、花椒


大辣片(辛く味付けした湯葉
豆皮を水に浸け、切り分けてから5分蒸します。
熱した油に玉ねぎ・ネギ・ショウガ・ローリエ・桂皮・花椒・唐辛子を油で揚げ、油を濾します。
お椀に唐辛子粉(粗いもの、細かいもの)・塩・白砂糖・花椒粉・クミンパウダー・茴香・煎りごまを入れて、上から熱した油をかけます。
豆皮に唐辛子の味がついたら食べられます。
いい香りで辛く、爽やかな味です。
食べ始めたら止まりません〜
(豆皮は湯葉に似た大豆食品。日本のものとは食感が若干違います)


绿豆糕
緑豆をひと晩水に浸け、皮を取って洗います。
この工程がとても面倒です。
直接皮をむいてある緑豆も買えます。
少なくとも2時間は節約できます。
一皿の緑豆を剥くのに長い時間がかかりました。
皮を取った緑豆を蒸してから濾します。
少しずつ圧力をかけて絞り出した緑豆ペーストは爽やかな味です。
しかし面倒です。
鍋にトウモロコシ油もしくはバター、濾した緑豆ペーストと白砂糖を入れます。
弱火でゆっくり炒めて水分を飛ばします。
型にいれて形を整えます。
ほのかに甘く、濃厚な緑豆の香り。
口に入れるととけてなくなる。夏の暑気払いに欠かせません。


小米锅巴(ライスクラッカー)
お米を4時間水に浸けます。
麺棒で砕いて、小麦粉を適量、卵1っ子、胡椒と塩を混ぜます。
生地をこねて寝かせること10分。
生地を伸ばしてから、小さく切り分け、表面に穴を開けます。
90℃の油で揚げます。
上からクミンパウダーと、焼肉用の辛い調味料をかけます。
小さい頃、5角一袋で売っていたクラッカーにそっくりな味になりました。
サクサクでいい香りです。


糯米冰棒(もち米アイス)
小さい頃、身体が弱かったのでお母さんはひとつ1角のフルーツアイスを食べさせてくれませんでした。
それでいつも2角のもち米アイスを買っていました。
もち米を水に浸けてからお粥にして、粉ミルクと砂糖を入れて煮ます。
常温まで冷めてから型に入れて4時間凍らせます。
ひんやり涼しくとても美味しいです。
この時は家が停電していたのでアイスが完全に固まっていませんでした。
でも汁も全部のんじゃいました〜
夏に思い出のあるアイスの味です。 


皆さんには印象深いおやつはありますか。
覚えていたらコメント欄で教えて下さいね。

<書き起こし終わり>