Vlogの韓国語字幕を日本語に翻訳する方法
2020年7月31日にYouTubeから発表された内容に注目が集まっています。
特に韓国人Vloggerを追いかけている方々は大きな影響を受けることになりそうです。
視聴者への翻訳依頼がまもなく終了
2020 年 9 月 28 日をもって、すべてのチャンネルで視聴者への翻訳依頼機能が終了します。(中略)視聴者への翻訳依頼機能を使って字幕を提供する場合は、2020 年 9 月 28 日までに行ってください。それ以降は視聴者への翻訳依頼をご利用いただけなくなります。ー視聴者への翻訳依頼の有効化と管理 - YouTube ヘルプ
これまで多くのVloggerが視聴者からの翻訳者を募り、韓国語字幕を外国語へと翻訳してきました。有志によるの存在が韓国人Vlogの世界的な人気に貢献してきたことは否めません。
Vloggerのsuedduさんも突然の発表を「バッドニュース」として紹介しています。
YouTube側に機能の存続を求めよう!という声も出ていますが、今のところ決定が覆る見込みは薄そうです。
もともと配信者が日本語字幕を付けてくれていたVlogはこれからも問題なく視聴できると思われますが、これを機に日本語字幕がなくなってしまう動画もあるかもしれません。
もちろん韓国語が堪能な方にとっては些細なことですし、この機会に言語を勉強すれば良いと言われればそこまでなのですが。
一般の視聴者にとっては言語がわからないと大きなストレスになります。
この問題を解決する方法として最も有効なのは翻訳アプリです。
一昔前の自動翻訳はお世辞にも"読める"とはいい難い品質でしたが、最近ではかなり高い精度の翻訳を実現しています。
試しに"オンライン翻訳"というキーワードで調べると大手が提供するサービスがヒットします。
DeepL・グーグル翻訳・エキサイト翻訳・Weblio翻訳などなど。アプリにまで検索の幅を広げると枚挙にいとまがありません。
ここでおすすめしたいのが韓国大手ポータルサイト Naver社が提供している翻訳サービス『Papago』です。使い方はとても簡単です。(※以下はiPadアプリの使用方法)
1.Papagoアプリを起動し「韓国語から日本語へ翻訳」を選ぶ
2.一番下の「画像翻訳」を選ぶ
3.字幕が画面の中心に来るように合わせてから、画面右のカメラボタンを押す
4.日本語に訳したいテキストを指でなぞる
5.画面上部に選択したテキストの日本語訳が表示される
以上の方法を使えば日本語字幕がないVlogでも韓国語の説明を理解することができます。
今回Papagoを使って翻訳した結果は「鍋コーティングがはがれてしまったようです。卵もくっついたり大騒ぎ」
同じ文章をグーグル翻訳アプリで訳すとこのようになります。
「鍋のコーティングがはがれなったか見て。卵だくっついて大騒ぎ」
グーグル翻訳でも理解できないわけではありませんが、不自然な日本語になってしまいます。
訳文の自然さから見るとPapagoの勝ちと言わざるを得ません。
このように韓国語字幕のみで公開されるVlogには、Papagoアプリを使うのが最も手っ取り早い方法でしょう。