若きカナダ人廃墟探検家のYouTubeチャンネル『Exploring With Josh』
TBS系列で放送されている番組『クレイジージャーニー』を好きでよく見ているのですが、その中でも奇界写真家の佐藤健寿さんの回がお気に入りです。（※2019年9月注 番組のやらせ問題で事実上の終了！！！）
軍艦島・チェルノブイリ原発・ブルガリア共産党ホールなどフォトジェニックな廃墟や世界中の奇怪な場所を「奇界遺産」と名付けて写真集を出版しておられます。
取材地を訪れる際にはきちんと現地の情報を調べてリスクを最小化している姿が印象的です。興味本位の冒険ではなくプロフェッショナルとして取材していることが伝わってきます。
この本を読んでいてふと思った。
佐藤さんの紹介する廃墟や奇界遺産の多くが海外にあることを考えると、海外でも同じような活動をしている人がいるのではないか？
手始めに「廃墟」という言葉の英単語を調べてみると「ruin」「abandoned place」という二つの言葉が出てきました。
この単語をYouTubeで検索してみると。。。
やっぱりいるんですよ。こういうことをやっている人が。
こちら、『Exploring With Josh』という名前のYouTubeチャンネルです。
メインの配信者は93年生まれのカナダ人男性 ジョシュさんです。カナダ出身のYouTuberの中では最も良く知られている人物です。主に廃墟を中心に探検動画を投稿しています。2013年に開設されたチャンネルは300万人の登録者を有しています。
元々は自分のダンス動画を投稿するチャンネルを開設していたそうですが、後に探検動画を制作することに決めます。最初に投稿した動画は『Florida Session』という題。ここから徐々に動画を増やしていき、最近ではほぼすべて廃墟や廃屋の探検動画のシリーズで知られるようになっています。
ジョシュさんの探検は世界中を舞台にしています。例えば日本・ドイツ・アメリカ・香港など。廃れた学校・テーマパーク・病院・工場を自撮りや主観映像を見ていると、自分もその中にいるような気分になってきます。
コメント欄には「僕の地元に廃墟になった病院があります！とっても怖いところだと友達の間で噂になっています。ぜひ撮影しに来てください！」なんていう投稿も。
個人的には2016年に公開された「チェルノブイリ」シリーズがおススメです。この街をテーマにした数々のドキュメンタリー映像が作られてきましたが、一般人目線のチェルノブイリぶらぶら街歩きはかなり新鮮です。
この動画の舞台は著名な詩人の廃墟となった書斎
こちらはフィリピンの知られざる棄てられたディズニーワールド
日本人がこんなことやったらネットで袋叩きに会いそうですが、このチャンネルは多くの支持を得ています。ビジネス展開もしたたかでオリジナルグッズも販売しています。
これを見始めたらテレビを見る時間がない。。
皆様もよろしければ是非に。
