滇西小哥が絶滅危惧種のテナガザル保護団体を訪ねる(その1)
滇西小哥の新作動画が公開されました。
今回は雲南省の山奥で「天行长臂猿(スカイウォーカー・フーロックテナガザル)」を保護する団体に密着したVlog形式の動画です。
スカイウォーカーの名前がついているなんて嘘だろ?と思ったあなた。
実は本当なんです。
新種発見!と世界が湧いたと同時に絶滅危惧種であることが発覚。
それで中国でも保護団体が熱心に活動しているようです。
17分の動画のため幾つかの記事にわけて書き起こしていきます。
みなさんこんにちは。今日の動画はいつもと少し違います。
少し前に偶然「雲山保護」という団体について知りました。
私の故郷、雲南省保山でテナガザルの保護に力を入れている公益組織です。
彼らが保護しているのは天行长臂猿(スカイウォーカー・フーロックテナガザル)。
雲南で極度の危機にひんしている種で、中国では150匹以下の生息していると言われ、楽観視できない状況です。
さらにこの種は全く知られていないので、多くの人の注目を必要としています。
今回ちょうど高黎贡山国定自然保護区の招待と保護区のサポートを得て保護基地に行くための準備をしています。
保護区の人々とテナガザルについて知りたいと思います。
これから出かける準備をします。
ソーセージ、キノコ、ビーフジャーキー、ハムを煮る時に使う豆、ハム、塩漬けした豆腐乳、水豆鼓、つけもの、藠头渣。全部山に持っていきます。
衣服を準備しました。洗顔と歯磨き。そして食品二袋分を入れます。いっぱいになりました。
新しく買った寝袋も持っていきます。
保護団体の人を探しに来ました。その人と一緒にいきます。
向こうに見えました。
食べるものを買ったんですか?
長旅お疲れ様。
これは先程の方が買った食べ物です。山に登るので何日分も必要です。それでこれだけの食べ物を買いました。肉もあります。もうすぐこれを背負って山にいきます
村の保護ステーションに到着しました。ピックアップトラックに乗り換えて山に向かいます。さらに一時間ちょっと運転します。
険しい山道を走っています。
運転手「このあたりのアスファルトで舗装された道はまだ走りやすいです」
山の上に向かって走っていきます。
山頂は海抜1800メートルです。とても揺れる道です。
1回目、2回目、、、5回目(やっと坂を登りきる)
進めば進むほど荒れていきます。
車が通る道には見えません。
おじさんの家に到着しました。車はここに置いていきます。これから歩いて登っていきます。
チームのみなさんが迎えに出てくれました。みんなで荷物を背負って山頂に向かいます。
何を買ったのか忘れてしまいました。色々なものを少しずつ買ってあります
午後7:30です。
山登りをスタートします。
午後8:00です。
「隊長、あとどれぐらい歩きますか?」
「さらに一時間です」
犬がずっとついてきます。とても体力があります。
隊員「红豆杉っていうんですよ」
小哥「红豆杉、杉杉!はーい、なんでそんなにイイ子なの?」
午後から何も食べていないので、少しケーキを食べます。とてもお腹が空いています。
あと300メートルで到着です。
午後8:45です。
遂に到着です。
今夜はここで寝ます。わたしのベッドです。
夕食を食べます。
これは街で買ってきた椒麻鸡、白菜、花生米洋丝瓜、そして熱々の白いご飯です。とてもいい香りです。
今日一番気持ちの良い時間です。
お腹いっぱいでとても暖かいです。
<書き起こし終わり>
次回は第一日目「猿を追う」から書き起こしたいと思います。