滇西小哥が絶滅危惧種のテナガザル保護団体を訪ねる(その3)
前回、前々回に引き続き滇西小哥がテナガザル保護区を訪ねる動画です。
今回は二日目と三日目の部分を書き起こします。
二日目・山巡り
隊員「盛宇、ちょっとゆっくり歩いて。彼らを待ちましょう」
小哥「とても危険ですね。」
隊員「あっちが百花岭保護区の基地です。」
小哥「白菜を煮ています。」
小哥「この中でカリフラワーが好きなのはあの人ですか?」
隊員「そうです。」
小哥「煮込んだ料理が好きなんですか?それとも少し歯ごたえがあるが好きなの?」
隊員「煮込んで柔らかくなったのが好きです。」
小哥「もっと早く知っていれば水を足さなかったのに。」
隊員「いいんですよ。煮込んだのも好きです。」
小哥「カリフラワーはどうですか?」
隊員「おいしいです。」
料理は全部食べ終わりました。
腌菜炒肉が少し残っています。
小哥「火が大きいですね。」
隊員「炒めものをする時は火を大きくします。」
蔡さん「この肉まんを持ち上げたら怖がってはいけません」
隊員「意味わかんないんだけど!」
隊員「写真を撮ることをいってるのよ。」
隊員「だからみんながこの人に、どうやって肉まん持つの?と言ってるんですよ」
(※冗談を言って盛り上がっているようですが、この一連のくだり、意味がわかりませんでした。意味分かる人教えてください。)
三日目・下山
二日雨が振り、今日は遂に晴れました。
ご飯を食べたら山を下ります。
小哥「春海さん、わたしたちは帰ります。」
春海「わかりました。気をつけてね。」
小哥「蔡さん、帰りますね。」
蔡さん「わかりました。また来てね。」
小哥「バイバイ、お疲れ様です」
蔡さん「大変ではないですよ。」
この前、山に登ってきた時はとても疲れましたし、何も見えませんでした。
今日は昼間に山を下ります。天気も良いです。
周りがとても美しく見えます。
道もこの前のように歩きにくいことはありません。
滑りやすくなってる!
小哥「隊長そんなに高いところに登ってわたしたちを見ているんですか?」
隊長「みなさんを見送ってるんですよ。バイバイ。」
小哥「体に気をつけてくださいね。」
イイ子でいてね。
引き続き山を下りています。
毎回別れの場面になると辛くなります。
隊長が子供のように木に登って見送ってくれました。
特別な思いを感じます。
今から1時間ほど歩きます。
ピックアップカーが迎えに来てくれます。
そして車が戻った場所から家に帰ります。
今回の行程はここまでで終わりです。
3日間、隊長や保護スタッフみんなで一緒に食事や生活を共にしました。
本当に感慨深いです。
彼らの基地にはネットがありません。
全ての物資は下山して背負って持ってこなければなりません。
山から下までは二時間かかります。
今日でお米がなくなるので、彼らは昨日も約12キロの荷物を背負って来なければなりませんでした。
今回、今までに見たことがないようなキノコを目にしました。たくさんの植物もあります。
保護スタッフ、隊長、研究員の苦労もこの目で見ました。
最後にスタッフの皆さんの山での生活が順調であること願います。
天行长臂猿が雲南の土地で引き続きふえていくことも願っています。
みなさんが中国の150匹しかいない危機にひんしている天行长臂猿に注目してくれることを願っています。
注目することは保護する力になります。
今回の動画はここまでです。
バイバイ。
<書き起こし終わり>
「滇西小哥が絶滅危惧種のテナガザル保護団体を訪ねる」の書き起こしを終えたいと思います。
17分弱の動画でも文字にすると結構な量になっちゃいますね。。
彼女の活動が雲南の文化資源だけでなく、自然保護などの公益活動にまで範囲を広げてきたことが伝わってくる動画でした。
皆様もよろしければ是非に。