李子柒が四川省の小学校に約1700冊の児童書を寄贈する
李子柒の以前のインタビューの中で彼女が携わっている公益活動に言及されていましたが、今回はその一つを取り上げます。
李子柒が四川省の小学校に児童書を寄贈したというニュースです。
2019年11月14日に新浪网に掲載されたこちらの記事がネタ元。
微博を運営する中国の巨大ネット企業「新浪」の創始者が設立した財団と李子柒のコラボによる公益活動が詳細にレポートされています。
2019年6月に李子柒からの申し出により四川省の3つの学校の図書室に書籍を寄贈する計画が立てられました。
その選ばれた学校は白节镇中心小学・何市镇中心学校・红光镇小学です。
どの学校の子どもたちも両親が出稼ぎにでていたりひとり親家庭の割合の高い地域。
専門的なケアが得られないことはもちろんのこと、読書習慣がなく絵本すらもほとんど読んだことがない子どもたちが多いと報告されています。
ここでちょっと補足。
中国では絵本文化が今とても注目されるようになっています。
元々、中国国内で出版されていた児童書・絵本の類はたくさんあるのですが、ここ数年で日本も含めた海外で出版された絵本が中国語に翻訳されて人気を集めるようになっています。
とはいえやっと「ムーミン」が知られるようになってきたレベルなんですよね。
四川省の郊外の子どもたちが良質な絵本にふれる機会が少ないのも納得できます。
李子柒が今回3つの小学校に寄贈した書籍は合計で1728冊。4800人以上の子どもたちの手に届く計算になるようです。
各小学校の図書室には「李子柒 爱心图书室」のプレートが飾られています。
李子柒の公式微博からは特にこの件についてアナウンスはありませんでしたが、その他にも様々な地域で貧困支援や教育支援を行っているようです。
李子柒のYouTube動画では全く取り上げられることのない彼女の別の顔を垣間見ることのできる新浪网からのレポートでした。