滇西小哥のインタビューがGoldthreadで公開される(2/6)
Goldthreadで滇西小哥のインタビュー動画の第二弾が公開されました。
今回も中国語と英語から意訳してみたいと思います。
発酵させた米のスープ(甘酒)と焼き餅は滇西小哥とその家族にとって旧正月のデザートです。そしてとても美味しいです。
滇西小哥は雲南出身の中国人vloggerです。
すべてが農村で撮影された心地よい料理動画で知られています。
私たちは彼女と知り合うことが出来ました。
前回のエピソードでは独占インタビューとホームツアーをお送りしました。
今回のエピソードでは雲南地方に伝わる旧正月のデザートを紹介してくれます。
どうぞ最後まで御覧ください。
彼女が最初に動画撮影を始めた頃に直面した最大の困難について話してくれます。
滇西小哥の自宅にはセントラルヒーティングがありません。
冬の寒い夜はこのように火を焚きます。
そして火の上で食べ物を焼くことが出来ます。
毎年、外に出て仕事をしていたり学校に通っている人が春節のために返ってきます。
それぞれの地方で独特な年越料理があります。
雲南は元々たくさんお米を植えているので、お米で様々な料理を作る伝統があります。
最初の料理はお米を発酵させて作る甘いスープ(甘酒)です。
私たちがやってくる一週間ほど前に、お米を発酵させておいてくれました。
その全体のプロセスがこのビデオの中で説明されています。
米を発酵させるだけでなく、3つの料理を作ってくれました。
蒸したカボチャ、蒸しパン、蒸し豚、それにお米のスープです。
醪糟煮鸡蛋を作ります。まず甘酒を取り出して鍋に入れます。ここに水と大枣(ナツメ)と枸杞(クコの実)を入れます。
彼女はさらに红糖(ブラウンシュガー)を入れました。
インタビュアー:なぜ白糖のかわりに红糖を使うのですか?
滇西小哥:红糖のほうが香りが良いからです。伝統的な食文化では美容や栄養補給の効果があるとされています。
最後に卵を入れます。
滇西小哥:卵は味付けをしていません。甘くもしょっぱくもありません。作り方を見てください。
少し煮立ってきたら卵を入れます。それから蓋をして蒸すとポーチドエッグができます。
インタビュアー:こんな料理は食べたことがありません。でも気に入りました。良いデザートです。
次はお餅を焼きます。雲南では「饵块」と呼ばれています。
蒸したお米を水車でついてから伸ばします。
様々な形や大きさにしていきます。
火で炙るとトルティーヤのように膨れます。
滇西小哥:年越しの前後は饵块を作ります。
インタビュアー:なぜ饵块という名前なのですか?
滇西小哥:「饵」お米という意味です。それを小さな固まりにわけるので「块」。
それで「饵块」となります。
小さな頃から両親や祖父母がそのように呼んでいるのを聞いてきました。
様々な種類のお米を使っていろいろな形に作ります。
これは紫糯米使っているので紫色です。
これは白糯米です。こちらの2つは普通のお米です。
普段食べているお米を使っています。
まず蒸してから杵でついて滑らかな状態にします。
蒸して加熱する際に、型に入れます。
プレーンでも食べられますし、腐乳をつけて少し辛くしても食べられます。
豆腐を発酵させた腐乳はお餅に塩気を加えてくれます。
お餅自体には味がないのに腐乳が旨味を引き立たせてくれます。
冬の寒い夜にぴったりで完璧な食べ物です。
温かい火のそばで甘酒とお餅を楽しむ。
小哥とその家族にとってのごちそうです。
滇西小哥:私の祖父の世代はお米が十分にありませんでした。
お米を食べること自体が贅沢だったのです。
次回は小哥が麺の作り方を教えてくれます。
彼女の包丁にまつわる物語も語ってくれます。
チャンネルはそのまま。
インタビュアー:最初に始めた頃に一番たいへんだったことは何ですか?
滇西小哥:一番大変だったのは…最初の2年間は収入がありませんし、誰かのサポートがあったわけでもありません。
撮影と編集は実際にやってみながら学びました。
自分の気持ちを調整することで継続することが出来ました。
家族は私が何をやっていることの目的や意義は理解していませんでしたが、私が現実的な人間であることは知ってくれていました。
小さな頃から言うことを聞く子どもだったので、家族からすればこれだけ努力しているのだから特別な意義や目的があるのだろうと思っていてくれたようですし、できる限り支えてくれました。
<書き起こし終わり>