滇西小哥 最新動画についての本人コメント【きのこ】
滇西小哥の動画が公開されました。
2020年7月29日の最新動画では雲南省に自生する様々な種類のきのこが紹介されています。
YouTubeやbilibiliでは本人コメントが公開されています。
素人訳なので自己責任でご覧ください。
画像は滇西小哥のbilibiliからの転載です。
この季節の雲南は色とりどりです。
色づいた雲、色づいた山、色づいた草花。
さらに様々な色のきのこがあります。
今はちょうど雲南の雨季です。
半月ほど雨が振り、それから何日も太陽の強い日差しが続きます。
湿った土壌に蒸し暑い天気。
山では様々な野生のきのこが生え始めます。
雲南全体で見れば食用のきのこ類は全国で最も多い地域です。
しかしそれぞれの地方で違いがあります。
私たちの村のいくつかの山は、小さな頃からよく歩いているので、どの山にどんなきのこがあるか覚えています。
3日山に通って、地元で食べられている野生のきのこを集めました。
铜谷菌
この青いのは铜谷菌です。
この山だけでとれる食用のきのこだと思います。
見た目は黄色の铜谷菌と全く同じです。
色だけが違っています。
そのほかに奶酱菌、灰老头、树窝などは今回見つかりませんでした。
これらのきのこは地元で雑菌と呼ばれています。
異なるきのこには食感や味にも少し違いがあります。
鸡纵花
鸡纵花の味と見た目は完全に小さな鸡纵のようです。
普通は集まって成長します。
小さいので摘みにくいし、洗いにくいです。
蒸鸡蛋(鶏茶碗蒸し)にピッタリの味です。
牛肝菌
牛肝菌のきのこ類は豊富です。
見手青、黒大脚、沉香菌…みんな牛肝菌の一種です。
この種類のきのこには少し毒があります。
必ず手を加えて完全に火を通さないと食べられません。
見手青
名前が表しているように手で触るときのこが青く変色します。
手が触れる、または酸化するとすぐに青く変色します。
独特な香りを持っています。
煮る、炒める、煎る、チャーハン、どれも特別な香りです。
牛肝菌炒饭
雲南に旅行に来た友人のみなさんなら牛肝菌炒饭を食べたことがあるでしょう。
調理は簡単でハムとネギしか使いません。
ハムと牛肝菌を炒めて香りが出たらご飯を入れます。
均一に炒めてからネギを散らしたら鍋から出してできあがりです。
ハムの塩気が香りを高めます。
牛肝菌の爽やかで、少しネギを加えると豊かな味になります。
一口のご飯にきのこが入ると爽やかないい香りがします。
菌子火锅
この季節にきのこを食べるなら火鍋は欠かせません。
丸鶏の水気を切り、塩とショウガを加えて弱火でゆっくり2時間煮込みます。
各種きのこを鍋に入れて煮込むこと20分以上。
とても美味しいスープになります。
一口飲むと全ての疲れが飛んでいきます。
清炒铜谷菌(铜谷菌炒め)
铜谷菌の食感はとくに柔らかいです。
この山の中で最もよく見られるきのこです。
見た目はキレイな色で、山のなかで真っ先に見つけられます。
炒める時ににんにく・唐辛子・塩を加えればOKIです。
元々は柔らかいきのこが、食べるとまさに美味しくなります。
きのこはきれいに洗って塩水に数分浸けます。
調理する時は簡単な調味料を加えるだけ大丈夫です。
お年寄りはにんにくを入れるときのこに毒があるか見分けられると言います。
にんにくが変色すれば、そのきのこには毒があります。
これには科学的根拠はありません。
でも、野生のきのこを料理する時はにんにくを入れます。
地域差があるので食べられるきのこはそれぞれ異なります。
知らないきのこは食べないでください。
色とりどりのきのこを食べに皆さんが雲南に来てくだされば歓迎します。
本物の山の珍しい味をお試しください。
<書き起こし終わり>