ガラパゴスの蛙

ネットに漂うあれこれ

李子柒が自身について語る「撮影を手伝ってくれた人々」

引き続き李子柒が2017年5月13日に微博に投稿した内容を紹介します。

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今回は9枚ある画像の6枚目の内容です。

アシスタントを招く以前に撮影を手伝ってくれた人々、ネット上のいわゆる”専門的”な意見とは対象的に安い照明器具を使っていたことなどが綴られています。

みなさんご存知の通り、ここで”Lさん”と呼ばれているのは微念創設者の劉同明のことを指しています。

素人訳なので自己責任でご覧ください。

<画像6枚目の文章>

再び各種”アシスタントチーム”メイクアップチーム””営業チーム”について話しましょう……ハハ、ダメです。字を打つことがままならない……この手の話題を取り上げる人はその頭を別のことに使ったらどんなにいいことか。脚本や小説を書いたら人気になるかも知れませんよ。自分の時間を浪費しています。ええ、私は後悔しています。


私はこうした✗✗の質問に答えることは拒否します……


でも少しの説明はしなければなりませんし、感謝したいと思います。すべての動画を合計すると2万近い素材になります。この2万本の素材のひとつ一つを全部私が撮影したんです!おばあちゃんがカメラを動かしてくれた日があったとしても、それはお手伝いでしょ!


昨年の夏より前、私がショートビデオを撮り始めたばかりの頃。いとことその旦那さんの仕事がそれほど忙しくなかったので、よくウチに来ていました。私が動画撮影で忙しいのを見ると、いとこの旦那さんは三脚のパンハンドルを動かすのを手伝ってくれました。彼は撮影に関して全くの素人でしたが、私がどうやれば欲しい画が撮れるのか説明するとやってくれました。それで去年の夏以前は時折動画の中で移動するシーンがありました。その後、彼らの仕事が忙しくなり来ることは少なくなりました。おばあちゃんに手伝ってもらい三脚のパンパンドルを上下に動かしてもらうこともありました。


おばあちゃんにこう言いました:
「私がスタートと言ったらゆっくり上から下に同じスピードで動かして、ストップと言ったら止めて」


年配者が撮ったときのほうが私の撮ったときより良いことがあるのです。スタビライザーを使っているかのようです……でもそれは夏がくる前のことです。夏がくると熱くなるので、絶対におばあちゃんに手伝ってもらうことはしません。


でもおばあちゃんといとこの旦那さんが手伝ってくれた3ヶ月の撮影分は、合計しても10にもなりません。他の3000以上は自分で撮影しています!


その後の99.9%は全部自分で撮影しています。たまに1,2回はブラブラしている村長に来てもらってカメラのピントを合わせてもらったりししました…雪景色を撮影した時は他の愛好家にお願いして彼の専門機材で私を撮影したものを送ってもらったこともあります。もしくは編集のときにBGMに合わせる素材が足りないことに気付いて、ネットで数十元の有料素材を2つ買ったこともあります。でもこの一年は、上の状況で手に入れた素材を合わせても20にもなりません。残りの20000ほどの素材は私の数千元のカメラと120元の三脚で完成させたものです!一台のカメラを撮影用にして、数百時間も撮影したので夜景にノイズが入るようになってしまいました。完全に役立たずになりました!


それで“専門家”による”専門的”なコメントで、私の動画の制作費は数万元の制作費でも足りないと言われたときには……私の心は崩壊しました…他にも多くの”撮影専門”のお友達がソフトボックス、レフ板、各種の何万元もするライトを使っているなどと分析するのです……


私って………


そうだ、皆さんに巨額の投資をして某宝(タオバオ)で買ったライトをお見せしましょう。

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上の連結ライトは去年の4月に買いました。当時は微信の朋友圈(モーメンツ)にも投稿しました。ライトの販売者が接続を間違えていたんです。元々は2本の線はどちらも直列回路用の電線だったのですが、送られてきたのは一本が直列、もう一本が並列ようでした。受け取ったあとに自分で修理しました。

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そう、疑わないでください。私は電子工作も少しできるのです。電線の接続、電灯のフタの交換、スピーカーの修理など。でもこれは以前の仕事がきっかけの小さなことで、何の問題もありません。再び接続すると効果はまあまあ良かったので、明るさは足りませんでしたが無理やり使うことにしました。


頭の上に付けたときの効果はこんな感じです。

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ライトの下にある葉っぱの露光がキツめですが、顔が暗くなっています。おばあちゃんに懐中電灯を当ててもらわないと、さらに暗くなってしまいます。夜に撮影する時間が増えてきたので、また某宝で下から当てるライトのセットを買いました。


今になって後悔しているのは、もちろんライトを買ったことではありません。買った当時に販売者がさらに100元出して明るさ調節機を買わせようとしてきたことです。その時は100元が惜しかったので買いませんでした。どうして後悔しているかって?だってライトが明るすぎたので被写体から近いと露光がキツく、離れると暗くなってしまうのです。しかし今でもあの調節機は買っていません……


のちに”Lさん”夫妻と知り合ってから、彼は私の苦労を見て一度ならずカメラマンを雇うためにお金を出すと言ってくれました。でもその頃は頭が回らず、皆さんが愛してくれる作品は私自身が考えて、私自身が撮影し、自ら編集するべきだと思っていました。それではじめて本当の意味で自分の作品になると思っていたのです。他の人に来てもらって私の欲しい効果を求めるのは、余計に面倒かもしれないと思っていました。それで一度ならず彼らの好意をお断りしていたのです。


今この文字を打ち終わったところで、彼(Lさん)に電話して更新をストップすると言いました!

<次回に続く>

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