ガラパゴスの蛙

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滇西小哥 最新動画についての本人コメント【破酥包】

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滇西小哥の動画が公開されました。

2020年11月4日に公開された最新動画では雲南伝統の包子(肉まん)として知られる「破酥包」を特集しています。

ダーワンのおつかいシーンに歓喜したファンの方も少なくないのでは…

YouTubeでは本人コメントが公開されています。

素人訳なので自己責任でご覧ください。

破酥包の起源は1903年まで遡ります。
その年、玉溪の街に赖八(ライバ)という名の人がいました。
彼は昆明に肉まん店を開きました。
ある日ひとりの老人が小さな孫を連れて肉まんを買いに来ました。
不注意で孫が肉まんを地面に落としたところ、肉まんがバラバラになってしまいました。
特に皮が破れてくちゃくちゃになりました。
孫の泣き声で周りには多くの人が集まりました。
その時、店主の赖八はがやって来て子どもに肉まんを差し出しました。
そして”破酥包子”と名前を付けて売ることにしたのです。

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破酥包子は滇味(雲南料理)の小麦粉料理の中で伝統的な軽食です。
雲南の街中いたる所で見かけます。
私たちの中学校の前に破酥包のお店がありました。
普通の肉まんで、肉入りが1元、肉なしが5元。
破酥包は値段が倍になるのです。
冬は寒いので、なかなかベッドから起きることができません。
破酥包を買うことが起きるための力となっていました。
アツアツの肉まんを持って、一口たべると幸せになります。

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どの地方にも破酥包があると思っていました。
私が四川の大学に進学して、これが雲南独特の軽食だと知りました。
毎回帰ってくるとわざわざ学校の前で幾つか破酥包を買って食べていました。


ここ数日、雲南は少し寒くなりました。
寒くなると肉が食べたくなります。
市場で豚もも肉を1キロ買ってきました。

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父の売店からは数キロの小麦粉を手に入れました。
家に帰って鍋いっぱいの破酥包を作ろう〜

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破酥包には甘い味としょっぱい味の2種類があります。
甘い味の定番がハムと白糖を使った餡です。

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ハムは蒸して火を通してから細かく切ります。

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白砂糖を加えて、炒めた小麦粉とラードを入れて混ぜたらできあがり。

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しょっぱいのは種類がたくさんあります。
きのこ、春雨、もやし、酸腌菜(つけもの)……
ウチの家族は酸腌菜が大好きです。
去年漬けた酸腌菜がまだたくさん残っています。
今回はこれを使って餡を作りましょう。
雲南地元の酸腌菜を使うと美味しくなりますよ。

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豚もも肉の脂身と赤身が半々の肉を細かくします。

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生姜と高アルコールの白に浸け置くこと数分。その後、取り出して水気を切ります。

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草果粉、胡椒粉、うすくち醤油を加えて混ぜます。

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油を熱した鍋に味付けした肉を入れ、酸腌菜と一緒に炒めて日が通ったら取り出します。

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酸菜と肉はピッタリの組み合わせです。
麺やご飯と混ぜると食が進みます。
餡を包むのは言う必要はないでしょう。

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お隣さんがいい香りで泣き出すぐらいの美味しさです。

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破酥包で最もこだわるのは皮の作り方です。
酵母はお湯で開いておきます。
少しの白砂糖を加えます。

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小麦粉に加えます。
最初は生地を薄くします。

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何度もこねること10分前後。
表面が光ってツルツルになるまでこねます。

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破酥包はそれほど長く発酵させる必要はありません。
10分前後で十分です。

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まな板の上に小麦粉を散らします。
生地を麺棒で薄く伸ばします。

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上にラードを厚く塗ります。
他の油で代用は出来ません。

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それから片側から巻いていきます。

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少し細めに巻きます。

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何本かに切り分けます。
両端を折って上から潰します。

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餡を包むのは、普通の肉まんと同じ方法です。

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生地が何層かになっているのであまり見栄えはよくありません。
これは皮が破れるようにするためです。
最後に強火で15分蒸して取り出します。
2回目の発酵や、火をとめて蓋をしたまま蒸す必要ありません。
ただ15分、強火で一気に仕上げます。

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熱々で香り吹き出す肉まんのできあがり。

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皮は柔らかくて甘い、何層にも分かれています。
一口食べると体全体が暖かくなりました。

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<記事の終わり>