滇西小哥 最新動画についての本人コメント【腾冲锅子菜】
滇西小哥の動画が公開されました。
2020年11月26日の最新動画では雲南省騰衝市特産の土鍋を使った料理が特集されています。
素人訳なので自己責任でご覧ください。
雲南の騰衝（腾冲）には独特の料理があります。
騰衝風味は唯一無二です。
土锅子には数百年の歴史があります。
これは普通の火鍋とは異なります。
火鍋は金属で作ります。
土锅子は騰衝の土を焼いて作ったものです。
作り方は黒陶（以前に登場した陶器）に似ています。
泥土を発酵させ、成形し、乾燥させ、焼成するというプロセスです。
でも黒陶ほど複雑ではありません。
最後に煮詰めておいたセラックを塗り、土锅子の滑らかさを保ち、漏れを防ぎます。
ひとつの土锅子に何ヶ月もの時間をかけて完成させます。
数日前に騰衝へ行きました。
土锅子作りの職人から土锅子をひとつ買ってきました。
冬になったので、私たちは熱々の鍋料理を作ります。
豚皮を煮て火を通してから余分な油を取り除きます。
干して乾燥させてから揚げます。
弱火で泡が出てくるまで揚げます。
私たちの地元では泡皮と呼んでいます…
下ごしらえとして（泡皮）を水に浸け、柔らかくなったら水気を切ります。
酥肉（豚肉の衣揚げ）を作ります。
豚バラ肉を切りわけて塩を加えます。
生姜汁、草果粉、胡椒粉、花椒粉を加えて混ぜます。
つけ置きすること二十分。
えんどう豆の粉とでん粉を混ぜます。
水と適量の塩を加えながらドロドロになるよう調整します…
つけ置きした肉を加えて混ぜます。
8成油（約240℃）の油で揚げながら形を整えます。
鍋から取り出したら熱した油でもう一度揚げます。
黄金色になったらできあがりです。
蛋卷（卵巻き）の作り方は簡単です。
ドラゴンフルーツを入れて赤色にします。
ただ、あんまりうまくできませんでした…
卵を薄く焼き、肉ミンチを巻いて蒸したらできあがりです。
土锅子の料理にも特色があります。
鶏肉と豚のスペアリブや足の骨を一緒に煮込んでスープを作ります。
青菜はラードで炒めて苦味を取り除きます。
そこに他の野菜を入れて炒めます。
スープを加えて煮立たせてから土鍋子に移します。
上の方に酥肉、泡皮、ハム、蛋卷を敷き詰めて、えんどう豆とねぎを散らします。
花が咲いたように美しい鍋料理ができました。
鍋の中心に火がついた炭を入れます。
十数種類の食材をひとつの鍋で煮込みます。
土鍋により食材がもつ本来の味が保たれます。
鍋の形は火山に似ています。
火がついた炭を口に置くので、“火山熱海”とも呼ばれます。
冬になりました。
熱々の鍋料理を食べると暖かさが口から心に入っていきます…
<記事の終わり>
