李子柒 最新動画についての本人コメント【柿子】
李子柒の動画が公開されました。
2020年12月9日の最新動画では干し柿や柿酢の醸造に挑戦しています。
微博では本人コメントが公開されています。
公開と同時に微博上では痩せすぎで心配されていた李子柒が、動画の中で少し丸くなっていることがネタにされています。
以下は素人訳なので自己責任でご覧ください。
ああ、遂に段落を書き終わりました。
久しぶりですね、私の小犊子たち!
(※小犊子は子牛の意味。地方によっては悪口だが、ここではファンを指している)
最近半月はずっと家にこもっていました。
本当のことを言えば、多かれ少なかれ私に会いたいと思っていたでしょ。
フフフ、么么哒!
寒くなりましたね、、
ここ数日、雪が少し降りました。
秋に落ちて残っていた紅葉の上に薄い層が覆いました。
朝起きると溶けていました。
昼間に太陽が出てくると辺り一帯が暖かくなってきます。
霧・紅葉・山・雪・温かい太陽は大自然の贈り物です〜
2018年に柿の動画を投稿しました。
その後、ひとりのフォロワーさんが柿酢を送ってくれました。
驚くほど素晴らしい。酸味の中に爽やかな柿の香り。
口に入れると甘く、濃厚な味、とても特別で、ずっと忘れられずにいました。
それで去年柿を摘んだ時に柿酢を作りました。
今年の芒種(4月下旬から5月上旬)まで発酵させた後、濾過しました。
初雪まで熟成させると二缶の美味しい柿酢ができあがります。
全ての工程は一年を超えています。
柿酢は硬い先の尖った形の柿を原料にしますが、中国各地で醸造の方法は異なっています。
小麦ふすまを麹にして発酵させた柿酢。
発酵の途中で米と高粱を加えて一緒に発酵させた穀物柿酢。
とても有名な”谷柿香醋”(穀物と柿のお酢)は無形文化遺産だそうです。
陝西省富平の伝統的な作り方は、何も加えずにきれいに洗い消毒した柿を直接発酵させて濾過します。
私の動画ではこの最後の簡単な方法にしました。
でも私たちはほとんど柿酢を作ったことがありません。
なぜなら柿があまりとれないのです……
古い柿の木があるのですが、低いところになるのはお年寄りや子どもが摘んでしまい、高いところになるのは摘めないので、毎年熟すと小鳥たちが食べます。
今年の10月末、霜降(二十四節気のひとつ)のあと。
カゴ幾つかに柿を摘んで干し柿にします。
枝のあるものは吊るして乾燥させて干し柿に。
枝の無いものは乾燥させて圆柿饼に。(※丸干し柿、吊るさずザルなどの上で乾燥させる)
いろいろ手をかけても半分ほどしか成功しませんでした。
一部分の色が悪いもの、黒くなったものは鴨に食べさせました。
色が良いものだけ撮影しました。
ここ四川の土地はですね、元々は干し柿には向いていないんです。
空気の湿度が高いので、柿を日陰干しで軟化させた後に外皮が固くなりにくくなります。
もし雨が降り湿度がさらに高いと、緑色のカビが生えて腐ってしまいます。
この点、広西省や陝西省富平の皆さんが羨ましいことは認めます。
完全に乾いた湿度の空気、風、陽の光。
干した柿の色が全く美しい。
それで、干し柿に向かない気候に勝つために、毎日夜になると室内に取り込んでファンヒーターをつけ、昼間に暖かくなると風通りの良い場所に吊るす。
ほとんど一ヶ月、こうして過ごしました。
こうして初めて可愛い柿全体に緑色の毛が生えて腐らないようにできるのです。
ここで、民国に頭を下げたいと思います。
民国、お疲れさまでした!
干し柿の外皮が固くなったら粉をふかせます。
(壺に)干し柿を入れ、その上に干た柿の皮を入れます。
大体半月するときれいな粉をふきます。
表面の白い糖は果肉が乾燥する時に少しづつ出てきた果糖の結晶です。
これは良いものです。
粉をふかせた干し柿の壺を開くと甘い糖がさらに爽やかな香りになります。
民国はフローラルでフルーティーな香りと言っています。
一気に3つ食べてしまいました。
考えてみると今年の干し柿の成功は民国のお手柄です。
それで動画の最後に民国が一番好きなホルモン焼きを作って柿酢と干し柿と合わせました。
これは本当に楽しくなります。
食べ物とは本当に不思議です。
いつも人を楽しくする力があります。
冬の野菜と肉を炒めて添えます。
塩と胡椒を散らして、数滴で香りが立つ柿酢を加えます。
寒いので火をおこし、服を着込みます。
火炉を囲みながら粉をふいた干し柿を味見します。
甘くていい香り。
熱々の魚のスープを飲み、ウチのお年寄りとおしゃべり。
これは冬の幸せでしょうね。
最後に、可愛い友達の皆さん。
すべてうまくいきますように!良いことが続きますように!
ハッピーウィンター!
强行么么哒!
<記事の終わり>
少し補足します。
「すべてうまくいきますように!良いことが続きますように!」の原文は「柿柿如意!好柿连连」となっています。
本来は「事事如意」と「好事连连」ですが、事(shì)と柿(shì)が同じ発音であることから、ダジャレ的な用法で柿という語を使っているようです。
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