シュヴァルの理想宮、映画化するってよ
メルマ旬報 vol.177 櫛野展正『アウトサイドの冒険』で紹介されていたシュヴァルの理想宮。
Wikipediaを読むと、石を積んだぐらいでどんなもん?と思いますが写真をみて驚愕しました。
GoogleMapのリンクは以下のツイートの通り。
一般の方が撮影した360°写真も見られるので、かなり細部まで見ることができます。
メルマ旬報 vol.177 櫛野展正『アウトサイドの冒険』
— 高卒派遣社員 (@hidari_s) December 27, 2018
今回紹介されていたシュヴァルの理想宮。気になったので調べたら、ここでも少し様子を垣間見ることができる。https://t.co/h2GNr71RJ1
で、この件について色々検索していると気になることを発見。
フランス語で“シュヴァルの理想宮”と検索すると。。
“palais idéal du facteur cheval film”という検索候補が出てくるわけですよ。
これだけ有名な芸術作品なんだから、ドキュメンタリー映画でもあるのだろうと思っていたのですが。
何とこれが来年公開の新作映画だったわけです。
L'incroyable histoire du Facteur Cheval(2019)
"incroyable"は英語の"incredible"に相当する単語で「信じられない/すごい」という意味だそうです。
直訳すると「郵便配達人シュヴァルの信じられない物語」となります。
・あらすじ
19世紀の終わり。ジョゼフ・フェルディナン・シュヴァル は郵便配達人として毎日ドローム県(フランス)の村から村へと歩く生活を送っていた。
フィロメナという名の女性と結婚し、娘アリスが生まれる。
ある日、道を歩いていて奇妙な形の石に躓いて転んだことがきっかけで人生が大きく変わることになる。
その石からインスピレーションを得て、シュヴァルは人生の大きな賭けに出ることになる。
それは自分の手で奇想天外な宮殿を作ることだった。
この普通の男は、あきらめることなく33年を費やし、遂に「理想宮」を完成させる。。。
予告編にもしっかり、「あの石」が写っています。
名もなき郵便配達人(今は有名)の成し遂げた異業の物語に涙腺決壊間違いなしです。
フランスでは2019年1月16日から劇場公開のようです。
日本でも配給があることを期待するばかり!
IMDbのリンクはこちらから。
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