李子柒 最新動画についての本人コメント【棉花的一生】
李子柒の最新動画が公開されました。
YouTubeでの公開に先駆けて微博では本人の長文コメントが投稿されました。
今回のコメントの中では綿打ちをするために道具を揃えるところから始めたことや、想像以上に重労働だったエピソードが語られています。
綿打ちにまつわる専門用語が多く出てきたので日本語に訳すのが難しい部分がありました。
素人の日本語訳なので自己責任でご覧ください。
またもや“一生”シリーズです。
二十四節気の谷雨(4月20日前後)に撮影をはじめました。小さい頃、家に綿の花が植えてあるのをよく見ました。
でも大きくなると見ることがなくなりました。だれも植えなくなったんです。
家の横に大きな広場(穀物を干す場所)があったのですが、すぐそばに1亩(666.667平方メートル)の綿花畑がありました。
花が咲くととても綺麗です!
白やピンクの花びらが風に揺れます。
わざと綿花畑で花を見るふりをして、自分もキレイな人になったつもりでいました。
今振り返るとこの点では私は変わっていませんね!!
今年はネットで買った種を植えてみました。
品種が合わないせいで育たないことが心配だったので何種類か準備しました。結果的には芽が出たので良かったです。苗を植え替える時期に他のことで忙しくしていたので生育の状況がよくありませんでした。
でも少し収穫があったので良かったです。
摘み取った綿花は日にさらして水分を飛ばしてから種を取ります。
小さい頃は種を取るための木製の道具がありました。
でも今ではなくなってしまいました。
それで手作業をするしかありません。
一つ一つ手でやっていると年越しに間に合わないので考えました。
それで羊毛を梳く櫛で種を取ることを思いつきました。
専用の道具を使うよりは遅いですが、手作業よりはるかに早いです。
4斤(2.4キロ)の綿花を半日で処理しました。
綿の種とゴミを取り除いたら糸を張ります。これが布団を包むパーツになります。均一に綿を詰めていくために左右・縦横に糸を張っていきます。
大まかに糸を張ったら、細かく糸を張っていきます。
外枠とる糸を固定したら綿を打つ準備が完成します。
綿を打つ道具は20年使われてきませんでした。木製部分が劣化し、竹の部分は切れていました。
しばらく修理していたのですが、竹を割っている時に破片が飛んできて鼻に刺さりました。綿打ち弓に新しく張った弦はまあまあ使えました。
種をとった綿は棒で叩いて柔らかくします。そうしないと打ちにくいです。
綿を打つのは本当に力仕事です!
これは大げさに言っているわけではありません。背中に何十キロもの穀物袋背負うのよりも力がいります。
小さい頃おじさんが綿を売っているのを毎日見ていましたが、自分でやってみたことはありませんでした。
今回おばあちゃんに布団を作るために2日かけてやり方を学びました。
使った木材は5キロぐらい。
綿打ち弓の弦を引くにも力がいります。
これだけの力仕事の上にまんべんなく綿を打つためには左右の手の力をバランス良く使わなければなりません。
もし古道具が見つかったら試してみてくださいね。。。
ほぐした綿を広げて上から力を加えます。
表面に糸を張ります。
格子で綿の位置を決めてから端を縫って固定します。
最後に丸い板で押さえて均等にならします。
綿を均一にならすと糸を張った場所に固定されます。
これで綿が動くことはありません。
わたしたちの先祖は本当に賢いですね。
こんな細かいモノにも便利にする裏技があるんです。
今では機械で作った布団は品質もよく温かいですが、心を込めて作ったベッドにおばあちゃんにも喜んでくれました。
わたしが布団を作ると聞くとずっとそばを行ったり来たりして「手伝おうか?」と言ってくれました。
気持ちだけでも違いますよね。
最後はペットの犬にも布団を作ってやりました。
この子専用の布団はなくて、古い綿の服を使っていましたが、余った綿で年越しのための新しい布団を作ってあげました。
何を書いているかわからなくなってきました。
これぐらいにしておきましょう。
冬は冷えますから、何度も聞いているとは思いますが、風邪を引かないように暖かくしてくださいね。
强行么么哒!