ガラパゴスの蛙

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滇西小哥が家族についてのメッセージを公表する(2020/06/21)

滇西小哥の公式微博アカウントで自身の家族に関するメッセージが公表されました。

2020年6月21日の投稿です。

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雲南に戻って4年目、ショートビデオを撮りはじめて4年目でもあります。

戻ってきたのはもっと父に付き添って世話をするためです。

でもこの数年、彼らが私を世話してくれたのです。

小さい頃から大きくなるまで、私のアクセサリーはほとんど全部父が買ってくれたものです。

父は自分なりのやり方で私をかわいがり、愛してくれます。

ずっと父が一緒にいてくれることを願っています。家族みんなが健康で、私も彼らを喜ばせるよう努力します。

全てのお父さん、父の日おめでとうございます。 

普段の動画の中でも家族の中の良さが垣間見えますが、こうして言葉にするところがとても中国人らしいですね。

特に注目する必要もなさそうな父の日のメッセージ。

しかしこの投稿に追加されている文章には少し驚きました。

最近のツイッターの仕組みと同じように、上の投稿に連続する形でこんな文章が追加されていました。

以下、簡単に日本語に訳してみます。

以前にも家の状況について話したことを覚えています。
両親は隣の村で小卖铺(売店)を開いている以外は、他の人はみんな私の動画に登場する家に住んでいます。
おじさんはトラクターを持っています。普段は荷物を引いています。
我が家では十数頭の豚も飼っています。おばさんが世話をしています。
おじいちゃんは基本的にご飯を食べたら村の入口でトランプをしています。
おばあちゃんは普段畑仕事や牛の餌やりを手伝っています。
私が撮影するときのも助けてくれます〜
両親は小卖铺の経営です…
家の一人ひとりが自分のことで忙しくしています。
私一人でご飯を作っているわけではありません。
みんなでご飯を食べますが、みんなそれぞれ大変です。
性格も違います。
おばさんは穏やかで言葉が少ないです。
それで動画の中でも静かにしています。
おばあちゃんは話し好き、笑うのが好き、賑やかなのが好きです。
それで動画の中では元気よく朗らかです。
両親の小卖铺は家から10分ほどの道のりです。
普段は特別良いものを食べているわけではありません。小卖铺で食べています。
村の外に出ることも多くありません。
家族はそれぞれに忙しくしています。
それで毎回ご飯を食べるシーンの人が違います。
私はずっとは良いことは公表していますが悪い知らせは明らかにしていません。
辛いことや順調にいかないことを公にはしてきませんでした。
ここ数年家族はたくさんの励ましと助けをくれました。
それで誰であれ私の家族を誤解してほしくありません。
嫌いなら私の動画は見ないでください。
でも家族に対するどんな言葉も見たくありません。
私は何にも勝って家族のことを愛しています〜

この書き方からするとずいぶん家族への誤解や批判に悩まされていたことが読み取れます。

中国のフォロワーたちは「批判する人に説明しても無駄。無視すればいいよ」「応援してます」「私も自分のことを言われるのは構わない。でも家族についてとやかく言われるのは許せない」などのリプライが寄せられています。

このメッセージでは登場していませんが、阿盆姐のいとこ阿豪(小豪)についても色々詮索されているようです。彼は学生ですから普段は家を離れて学校の宿舎に住んでいます。だから休みの期間やコロナ自粛中など特別な時期にしか登場しないのでしょうね。

李子柒も絶え間ない批判にさらされていますが、同じように阿盆姐も色々苦労していることが伝わってくるメッセージでした。