ガラパゴスの蛙

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滇西小哥 最新動画についての本人コメント【小锅米线】

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滇西小哥の動画が公開されました。

2020年9月9日の最新動画では雲南特産の米線作りに挑戦しています。

米線とはお米を原料にした麺で、ビーフンよりもうどんに近い太さの食べ物です。

bilibiliでは本人コメントが投稿されています。

素人訳なので自己責任でご覧ください。

雲南人は本当に米線とは離れがたいです。
米線の食べ方にはたくさんのこだわりがあります。
米線の作り方は酸漿と干漿(乾漿)の2種類に分けられます。
私たちが日常で最も食べているのは干漿米線です。
作り方も簡単です。
お米を直接水に浸けてから挽いて漿(ドロドロの液状)にします。

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発酵は必要なく、米線圧制機に注ぎます。
米漿を素早く加熱して形を整えます。
この過程を”熟化”と呼びます。
圧制(絞り出し)したものが米線です。
乾燥させれば長期保存ができます。
酸漿米線は複雑になります。
最も伝統的な米線の作り方でもあります。
盈江県は稲を植える地方です。
ここの傣族(タイ族)が伝統的な酸漿米線の作り方を保っています。
5日に一度の市場が開かれる日に、傣族のおばさんが売る酸漿米線を食べることができます。

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酸漿米線の作り方
洗ったお米を20分水に浸けます。
お米を竹籠に入れて、上にバナナの葉やちまきの葉を敷きます。

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一日に3度水を注ぐこと7日間。
お米をつまむと粘り気が出るようになるまで発酵させます。

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水を加え挽いて漿(ドロドロの液状)にしたらカメに入れます。
三分の一の量の水を加え、均等に混ぜます。
二日放置し、上澄みの水をすくい上げます。
また水を加えます。
これを3回以上繰り返します。
沈殿の時間が長いほど、出来上がった米線の弾力が強くなります。
味もさらに良くなります。
この過程を”澄滤”と呼びます。

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沈殿させた米漿を布の袋に入れ、重しで余分な水分を絞り出します。
それから米漿をこねて丸くします。

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鍋に入れて10分煮ます。
鍋から出したら20分ほどつきます。
ついた米漿が完全に馴染んだらOKです。

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それから水を加えながらこねます。
少なくとも30分以上こねます、
生地を引っ張りソフトクリームのようになったらOKです。
布の袋に入れて鍋の中に一気に絞り出します。

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煮ること10分。鍋から取り出して水に浸けます。
これぞ本物の酸漿米線です。

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時間のかかる独特の味です。
小鍋米線を作るのにピッタリです。


小鍋米線
米線の幾つかの食べ方の中で、最もよく見かけるのは小鍋米線でしょう。

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酸漿米線を使う以外に、銅製の小鍋も必要です。
スープを銅鍋で煮立たせます。
好きな野菜と米線を加えます。

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そこへ本場の醤肉帽子をひとさじ。
(細かくした豚肉・うすくち醤油・胡椒粉・草果粉・花椒を混ぜ、炒めて香辛料の香りを出し、豚肉をさっと炒めます。生姜・ニンニク・豆板醤で味を整えます)
※帽子とは米線の上にトッピングする肉と調味料を混ぜたもの

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漬物とラー油で味を加えます。
ひとりで大盛りを食べられます。

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雲南に来たら街角でも大型商業施設でも、どこでもいろんな米線があります。
雲南人にとって1杯の米線を食べるのは本当に満足で幸福なことです
<記事の終わり>

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