ガラパゴスの蛙

ネットに漂うあれこれ

李子柒が自身について語る「配信中止宣言とLさんの説得」

引き続き李子柒が2017年5月13日に微博に投稿した内容を紹介します。

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今回は9枚ある画像の7枚目の内容です。

 李子柒の”中止宣言”に対してLさんの説得の言葉が続きます。

素人訳なので自己責任でご覧ください。

<画像7枚目の文章>

具体的な状況を聞いて彼(Lさん)は責任を感じているようでした。もはやカメラマンを雇う考えを強く主張することもなくなりました。毎回私が彼らの好意を断るたびに、私の考えと決定を尊重してくれました。それでも説得しようとされたらどれだけ傷ついたことでしょう…


実のところ彼らに何ができるでしょう?私自身考えてもわかりませんし、頭が回りません。自分で撮影・自分で編集して初めて自分の作品になると思っていました。それでどれだけ苦しんでも、どれだけ大変でも何とか自分で撮影しようとしました。結局のところ……人々にそんな風に言われて、このことが原因で家族まで傷ついてしまった!!!


過去の自分が可笑しく思えてきます!皮肉なものです!でも今、私は友達・家族・フォロワー・そして自分自身の正義のためにこうして文字を書いています。もっと可笑しく思えてきました!さらに皮肉なものです!!明らかな事実なのに、それでも卑屈になって説明しなければならないのです。苦労して撮った動画を一銭のお金も取らずに見せているのに噂話・中傷・攻撃を受ける。明らかに筋の通った真実を全世界に向けて告げているのに。人々の口は塞がらず、説明がうまくできずに面倒になっている時に、自分を信じてくれる人を見つけると感謝で涙が出てきます。


なんという皮肉……なんと悲しい……以前に友達と話していたことを思い出しました。

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本当を言えば、私、李子柒は天下の全ての部外者に顔向けができます。唯一申し訳なく思うのは自分の祖母が傷ついてしまったこと、私のために攻撃され中傷された友人、ずっと私のことを信じて、まるで自分のことのように私を守ろうとして罵られているフォロワーたちです。ですから今もこのように説明をしているのです。


私が説明しなければ、彼らは知ることができません。簡単に説明すれば信じません。私をよく知る友人によれば、彼らは私がPR企業を使ってイメージアップを図ろうとしていると主張しているそうです。数百万のフォロワーは見るにみかねてを助けてくれましたが、彼らはまるで見ていないかのように引き続き嘘を流します。だから今日はここではっきりさせましょう。


一日中私の嘘情報を流す皆さん、もしこれらの文字、写真、上に貼ったリンクの動画の内容を見て、それでも半分ほどの信用とごく基本的なレベルで尊重できないのであれば、今すぐに、すぐにフォローを外してください。
私、李子柒は半分疑いながらのフォローなど必要ありません!!!フォロワー数と再生回数の数など私にとって何も重要ではありません。どれだけの人にフォローされたとしても、たった一人理解してくれる人がいればそれで十分です!!!!!


私は疲れました。それでLさんには永久に更新をストップすると告げました。私は今の生活が好きですし、おばあちゃんのそばにいるのが好きです。彼女と一緒にご飯を食べ、彼女と一緒に大好きな抗日ドラマを見て、彼女と一緒に羊や子犬たちの世話をするのが幸せです。自分で野菜や花を植えるのが好きで、小さな土ぼこりのような大きさの種が緑の野原に鳴るのを見ると嬉しくなります。自分の植えた野菜で美味しいものを作るのが好きで、山に登ったり散歩して食べたものを消化したり……私の好きな故郷の草木、故郷の美しい景色、私の植えた野菜、私の作った手工芸をみんな見せてきました。私の動画を通してこれまで出来なかった手工芸や技術を身に着けた女の子たちのことも嬉しく思っています。唯一気に食わないのが、自分で撮った動画についてのことです。スマホのカメラでの撮影を除き、この1年で20881本の動画素材を撮影しました。それぞれの素材は行ったり来たりしながらボタンを押して撮影したものです。10歩から50歩にならないぐらい、平均25歩とすれば、全部で52万歩になります。私の2歩は1メートルほどですから、26万メートル=260キロメートル!!つまりたった1年間、カメラのボタンを押すために行ったり来たりして260キロ歩いたことになるのです。


260キロ。びっくりしました……私の足がどんどん太くなるのはこれが原因だったのか……


Lさんは私の言葉を聞いて黙ってしまい、長い時間が経ってから話し始めました。
”子柒、ずっと話したいことがあったんだけど伝えてきませんでした。でも今日はあなたが聞いてくれるかどうか関係なく私の意見を言わせてもらいます!考えたことありますか。あなたがこだわっている意見は必ずしも全部が正しいわけではありません。あなたがこだわりには理解も尊重もします。カメラマンについて言えば、どうしてカメラマンがあなたの考えたように撮れないと思うんですか?まずカメラマンはあなたよりたくさん専門知識を持っています。前に言っていたような問題は彼らの専門知識なら解決できるかもしれなません。1万歩譲ってカメラマンがあなたよりうまく撮れないとしましょう。残りの撮り方、カメラの位置、三脚の調整、フォーカスの調整を彼らに指示すればいいじゃないですか。もう行ったり来たりしなくていい。これだけでも撮影の半分は楽になります。自分一人では撮れないような動きのあるシーンや、他にも表現したい手法が実現できるんですよ。画面が豊かになれば作品の質も良くなります……作品そのものについての考え、構図はあなたのものです。撮り方もあなたの指示です。編集はカメラマンからパソコンでの編集方法を教えてもらって、自分で編集すれば作品全体は自分のものではないですか?カメラマンはあなたの考えであなたの作品をより良いものに完成させ、撮影の効率を上げるだけです……”


”まして、あなたが本当に消えてしまったら!更新を止めてしまったら。毎日あなたの動画を待っているフォロワーをどうなる?あなたを人生の目標にして頑張っているひとはどうなる?自分のことのようにあなたを守ってくれているファンはどうなる?自分が言ったことを忘れましたか??あなたはとても意義のあることをしているんです。中華五千年の伝統美食文化は全世界どの国も超えられないと言っていましたよね。中国人一人ひとりが誇りに思う中国伝統食が全世界の拍手され、中国の美食と中国を愛してもらえるようにするんじゃなかったんですか………”


電話を切りました。
今度沈黙したのは私でした……

<次回に続く> 

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