滇西小哥 最新動画についての本人コメント【老树核桃】
滇西小哥の動画が公開されました。
2020年11月10日の最新動画ではクルミ(核桃)を特集しています。
YouTubeでは本人コメントが公開されています。
素人訳なので自己責任でご覧ください。
施甸には「酒房」と呼ばれる村があります。
この村には百本にのぼる古いクルミの木があります。
平均樹齢は200年前後です。
9月はちょうどクルミが熟する時期です。
昨年、おじさんの家の木を残してくれるようお願いしました。
ある日の午後に時間を作っておばあちゃんといっしょにクルミを採りに行きました。
クルミの木は高さがあります。
木登りが得意な阿勇(アーヨン)に手伝ってもらわなければいけません。
彼もクルミの木を持っています。
2000年生まれの若者です。
今年は雨が多かったのでクルミの半分が落ちてしまいました。
この木のクルミを落とすのにのに2時間以上かかりました。
阿勇は高いところから落とします。
私はできる範囲の高さから落とします。
おばあちゃんは拾うのを手伝ってくれました。
新鮮なクルミは先に外殻をむいて日干しします。
ここでは必ず手袋をつけます。
クルミの殻の色がつくと洗っても1ヶ月は落ちません。
クルミは太陽の下で1週間前後乾燥させます。
完全に乾いたら保存できます。
まずは蜂蜜核桃仁(クルミを蜂蜜でコーティングしたもの)を作ります。
乾燥させたクルミの皮をむいてから水に漬けること2時間前後。
それから内皮をむきます。
クルミをもう一度きれいに洗ってから乾燥させて水分を飛ばします。
蜂蜜をかけて一晩置きます。
オーブンに入れてサクサクになるよう低温でローストします。
ここは少し時間がかかります。
弱火でゆっくりローストします。
サクサクのクルミを食べると全ての苦労が報われます〜
家族で4時間以上クルミをむきました。
遂にザルいっぱいのクルミができました。
石臼で砕きます。
細かくなればなるほど良いです。
水を張った鍋に入れて強火で煮込みます。
40分以上火にかけます。
表面にクルミの油が出てきます。
何回も表面の油と泡を取り除きます。
濾した後にもう一度別の鍋に移して弱火でゆっくり煮ます。
余計な水分を飛ばしていきます。
これで純正天然のクルミ油ができます。
村の外に嫁いだいとこに(クルミ油を)送りました。
クルミ油そのものがとてもいい香りです。
牛肉を焼くともっといい香りになります。
牛肉を大きく切って釘を叩くように刺します。
鍋にクルミ油を少し入れて牛肉の色が変わるまで焼きます。
白酒をかけると火が出ます。
ここはちょっと儀式感があります。
ネットではこれにより表面に出てきた血を飛ばせるとありました。
最後に黒胡椒と塩コショウを散らします。
ウチの家族は濃い目の味が好きなので蘸水辣をかけました。
細く切ったら食べられます。
柔らかくて超おいしい〜
豚バラとスペアリブを焼きます。
火が通ったら蘸水辣をかけます。
豚バラ肉にニンニクと唐辛子を加えます。
葉野菜で包みます。
ワァ、超おいしい。
まさに肉の味です。
それからクルミ油を使って鉄板で豆腐を焼きました。
柔らかい豆腐を両面黄金色になるまで焼きます。
青と赤の唐辛子・ニンニク・パクチー・胡椒粉・クミンパウダー・蘸水辣を加えます。
ワァ、この味はとてもいいですね。
外は香ばしく中は柔らか。
爽やかな麻辣味です。
秋の終わりに濃厚な香りいっぱいの鉄板焼を食べます〜
本当に暖かくなります……
<記事の終わり>